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まとめ記事には、埋もれたコンテンツを発掘する価値がある

最近、ランキングシステムに対する疑問から、ニコニコ動画に関する紹介記事やまとめ記事をブログに投稿しています。

ニコニコ動画で見る群馬県。グンマーで有名なあの画像の場所も。

ニコニコ動画講座でゆるく学ぶ、経済、仏教、プログラミング、数学。

まとめ記事を書いていると、少しだけ迷うことがあります。

動画コンテンツのタダ乗りなんじゃないかとか。記事を書くことで、何の価値を生み出しているのかとか。

 

発掘して見える場所に置くだけでも意味がある

きっと、似たようなことをキュレーションメディア(まとめサイト)やバイラルメディアを運営している人は悩んでいるのではないでしょうか。バイラルメディア(Facebookでいいね!やTwitterでつぶやきたくなる内容のメディア)は、画像、動画、面白いツイートの転載で成り立っていることが多いです。

バイラルメディアの表現力や仕組みをもってすれば、「価値があるのに埋もれてしまっているコンテンツ」を大きく広めることができるということです。

引用元:バイラルメディアはゴミじゃねぇんだよ -Approach to Innovation

「価値があるのに埋もれてしまっているコンテンツ」が何なのかはともかく、こうした発掘をしていくためにメディアは力添えできるという考えには共感します。

 

何人読んでくれるかではなく、素敵な人やコンテンツのと出会いをどれだけもたらせるか。

やはり、僕はニコニコ動画やYoutubeにはまだまだ埋もれた動画が存在すると思っています。「埋もれた」というのは、置かれるべき場所、取り上げられるべき場所で取り上げられれば再生数等が伸びて評価されるであろう動画のことです。

 

例えば、ジュンク堂チャンネルはたくさんのトークイベントを動画化しています。

[nicodo]1406601205[/nicodo]

ですが、総じて再生数がとても少ないです。この動画は、100再生(2015年5月1日時点)。

60分を超える長い動画、聞き取りづらい動画もあるので再生数が少なくなる要素はあるにしても、少なすぎるのではないのかなあと。

 

猫動画のような人類全体に共通する面白さではなくて、一部の人だけがグッとくるような動画。きっとランキングにも載らないし、再生数でも評価されないのでしょうが、それでも誰にも知られず消えていくのはなんだかもったいない。インターネットの海の中では、寡黙な動画投稿職人さんの作品は見えにくくなりますが、それはとても惜しいことだと思います。

まとめ記事を書くことが何の役に立つかという冒頭の問いですが、普段見たことのないような動画を紹介できることに意味があると思っています。読者の方が、記事を通して好みの投稿者に1人でも出会って頂けたら、それはもう書いた側として嬉しいことこの上ないですね。