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ブログを使って小ネタをパッケージ化しよう

最近僕は、Evernoteに記事ネタが溜まり、ブログで公開できないままストックが増えてしまうことに悩んでいます。

Twitterのようなミニブログで思考を小出しに公開すれば、それで良いのではないか。そう思ってしまっている。

そんなはずはないんじゃないか……? この記事では、ブログを書く理由と価値について考えてみようと思います。

SNSはストックには向いていない

2014年に始まったこのブログは、そもそもTwitterに書ききれないことをまとめる場所として生まれました。

Twitterのタイムラインには、毎日何千何万ものつぶやきが流れています。

たとえ僕が100字を超えるようなツイートを連投したとしても、そのタイミングでTwitterを見ている人しか読まない可能性が高いですよね。

フローとして流れてしまう場所は、じっくり考えたことを面白いと思ってもらうための蓄積場所にはなりません。

 

小ネタをパッケージ化する

ただ長い文章を書くだけならば、Twitterのつぶやきをそのままつなげれば良いです。100文字のツイートを10個並べたら、それだけで1,000字の文章になります。

でも、それだけではブログの記事にはなりません。

タイトルがあって、見出しがあって、初めて記事としての体裁をなします。

小ネタと小ネタの関係性に、見出しという形で名前をつける。さらには、小ネタを集めて何を主張したいのかを考え、タイトルをつける。

このように、小ネタに意味をもたせてパッケージ化するという行為に、ブログを書く価値があるのではないでしょうか。

ブログではありませんが、例えば、哲学の知識をわかりやすく解説する「Philosophy Guides」というサイトは、パッケージ化することによって哲学への入門書の役割を果たしています。

仮に、このサイトの内容を「フーコーを読んだ」「『職業としての学問』のここがオススメ」と小ネタとしてバラバラにツイートしたとしたらどうでしょう。

ツイートから、「哲学に興味がある人なのだな」ということ伝わるでしょうが、「哲学のことを知りたい」という欲求に応えるものにはならないと思います。

パッケージ化が価値になる

言いたいことは、「タイトルと見出しを作るということを面倒くさがってしまってはいけない」と思ったいうことです。

小ネタを寄せ集めてきて下書きができたとしても、それはガラクタの山になってしまう。

だから、ブログを使って、ツイートの寄せ集め以上の考え方を作っていきたいですね。

それではまた。