今回は、Twitterを使って文章を生み出すプロセスについて書きます。
きっかけはこのツイートです。
まえスライムさんちょっと言ってた(tweetをまとめてブログに)けど、この方法、スゴく良くて僕もやりたい。
140文字の縛りで抽象化が進む➡それを更にまとめ、ブログにすると濃密な情報になるような気がする。
“@kimu3_slime: Twitter で考えの下書き〜投稿する。— トモ(高橋友幸) (@tomo_takahashi_) October 22, 2014
「つぶやき」できっかけをつくり、メモ帳で分類してから、ブログに植えて育てる。
8ステップに分けて説明します。
0.自分が考えたいことをTwitterに書き出し、思考を一覧化する。モチベーションを高める。
ここはかなり慣れと工夫が要ると思います。一言で言えば、気持ちの高まりを大事にして素直に書くこと。また別の機会に説明します。
1.伝えたいテーマを決めて、そのテーマに合うツイートをすべてメモ帳へ。
ツイートを持ってくる元としては、Twilog、Twieve を使っています。メモ帳としては、Evernote のダウンロード版アプリを使っています。
2.記事の要点を書き始める。
最低限ここだけは伝えたいことを書きます。多く、完璧に書こうとしてはいけません。要項は後で調整して良いものです。書くことで伝えたい内容と、伝える目的を明確にします。
今回の記事では、要点を書いたらもう満足する質になりました。 こういうこともあるんですよね。使えるものは何でも使うのではなくて、少ないもので効率良く伝える。
3.ツイートの要素分解、グループ化。余分な項目を排除する。
今回はすべてツイートが余分でしたが、グループ化だけはしておきます。グループ化とは、似た内容のツイートをまとめてタイトルをつけることです。新しく記事を書くときに役立ちます。
4.要点とツイートを組み合わせる
今回はツイートがないのですが。グループ化したツイートを、要項の下にコピペしてみます。要項の意図に沿った文章内容になっているかを確認して、だらだらとした記述を取り除きます。
5.不足した記述を加える。わかりやすい例など。
今書き込んでいます。6.7.の段階になってからも調整します。
6.メモ帳からブログへ。プレビューを見て、文体を整える。
プレビューを見ながら、記事が好ましい印象となるように詰めていきます。打ち込んでいる文章をいくら練っていても、読むときにどう感じるかはわかりません。タダなので、何度もプレビューしましょう。
配置やデザインは、パッと見で読むかどうか判断するための重要な要素です。強調、空白、段落の使い方をすべて意図したものにします。プレビューでざっとみたときに、すっきりとしているが、とっかかりのある感じを狙います。
文体については、ぼくのブログだったら、あなたに語りかけるものになっているか。
このあたりを考えていると、しっくりくるタイトルが浮かび上がってきます。タイトルは、記事内容をしっかり反映させたものにしようと意識しています。タイトルと内容にずれがあると、読み終わったときに違和感を覚えてしまいますから。誠実でありながら、ワクワク感を感じられるようなタイトルを練ります。
7.推敲。様々な立場の人になりきって、繰り返し読む。批判的に読む人のコメントを想像する。
記事を繰り返し読んで、自分に問いかけます。
読み飛ばししても雰囲気がつかめるか。タイトル、文頭で宣言した通りの内容になっているか。面白いところはどこか。限られた立場の人でないとわからないような記述になっていないか。文量は多くないか。
今回の記事のメインターゲットである、とも@レスノヴァエさんが読んで満足する光景が思い浮かぶか。それ以外に、似たような内容を望んでいる”あなた”に向けた内容になっているか。
最終的には、ぼくが読みたくなるかどうか。それがクリアできない限り公開したくないですね。
8.投稿。
ということでした。いかがでしたか。
明文化するうちに、ぼくのブログの書き方に対する意識も深まった気がします。
今回の記事の、項目X番を掘り下げてほしいという要望があれば、そのうち答えます。
あなたの反応をお待ちしています。木村すらいむでした。ではまた。