変えてもいい結論をもっているときは、前提の話をしよう。
結論を変えるつもりがないなら、議論ではなく交渉すればいい。
次の会話を例にとって、考えてみよう。
太郎「ファストフードに行こう」
花子「いや、定食屋の方がいい。」
この後、二人はどう話せば良いか。
結論を変えるつもりがないのに、議論をすると話が進まない。
太郎「いや、今ファーストフード食べたいんだよね。」
花子「私そんな気分じゃないんだけど。」
太郎「マジで。どうするか。」
結論を変えたくないなら、交渉すればいい。
太郎「わかった。今回は定食屋に行こう。その代わり、次はファストフードに行かないか。」
花子「いいよ。」
結論を変えてもいいなら、前提の話をすればいい。
太郎「どうして、定食屋の方がいいの。」
花子「太郎の健康が心配なの。ファストフードばかりだと、身体を悪くするよ。」
太郎「おっそうだな。じゃあ定食屋に行くか。」
今自分がもっている意見は、変えてもいいものか、譲れないものなのか。
それがわかっていると、お互いに話が進みやすい。
話が噛み合わないことはありますか。そのときどのように対処しましたか。
あなたの反応をお待ちしております。
木村すらいむでした。
ではまた。