告白とか交際とか、よくわからないまま生きてきた。
小学校の高学年くらいになると、そういう恋愛にまつわる話が噂されるようになる。
一体どこでそんなことを学んだのだろう?と疑問に思っていた。
友達の話を聞いていて、まねしたくなったりするのかなあ。
ぼくが無性愛というわけでも非性愛というわけでもなくて。
「告白と同意によって交際という関係が成立する。付き合っている間柄にはルールがある。トラブルがあると破局する。」
そういう習慣がわからなかっただけなのだ。
人間関係って、そういったよく知られた手続きを通して発展していくものなのか。
深く考えずに行動していれば、そういうレールの上に勝手に乗るのだろうか。
人間以外の動物でも、交際や結婚をするのだろうか。気になる。
集団内外での恋愛について、決まり事が必要であることは、納得できる。
学校や部活動、サークルに所属する人の恋愛活動は、無秩序であることが許されにくい。
二人以上と付き合っていることが公にされると、習慣的に揉め事が起こりやすい。
ある種の縛りがなければ、一定のモラルが守れずに、集団として批判されてしまう。
健全そうな恋愛をしていると見られるための習慣。
その意味でなら、集団にとって必要とされることはわかる。
それを個人が守ろうとすることがわからないのだ。
どうして、告白や交際という手段を踏むのだろうか。
お互いが周囲に悪く見られないようにするため、といったことを考えているのだろうか。
そうでなければ、なぜなんだろう。
あなたはどんなきっかけで告白や交際というものを知りましたか。
それについてどう思っていますか。
あなたの反応をお待ちしております。
木村すらいむでした。
ではまた。