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「いつもの場所」の貴重さに気づいていますか

サイエンスカフェ(2月1日にやります!)というイベントの企画をする授業を、ぼくは履修している。

面白い活動だ。

そこで、共通見解をもつことの難しさと、居場所のありがたみを感じた。

 

企画は、授業時間だけではおさまらず、時間外を利用する必要がある。

具体的には、時間を設けての話し合いや、Facebook を使った情報共有を行っている。

 

集まっている学生は、専攻がバラバラで、毎日会えるわけではない。

だから、コンピュータを介したやりとりもやむを得ない。

でも、そうしていると、メッセージで伝えたつもりになって、重要な意識が伝えられていないことがある。

ことがあるというか、あった。

やはり会って話さなければ伝わらないことというのは、当たり前のことなのだけど、多い。

 

それで思うことがあって、この記事を書いている。

いつでも同じメンバーと集まれる場所が、いかに貴重なことか。

目的とする作業とは関係がなくても、人が集まっているだけで細かい意識が共有できる。

 

ぼくは数年前、研究室紹介冊子を作るサークルに所属していて、そこには部室があった。

上級生としての立場になってからは、何があるという時でもなく部室に毎日顔を出していた。

そこに居ることが大事なのだ。

最近、あの子どうしてんのかなとか気にするようになる。

メールやスカイプするまでもないことも、会っていれば口にする。

 

会社ってどうして事務所をもつのかということは前は疑問だったんだけど、こうしてみると、共同作業をするなら場所って大事だとわかる。

ライトノベルの部活ものでも、いつものメンバーが集まる場所がよく描かれる。

 

そこにいるときは当たり前過ぎて気づかないような、場所の大切さについて考えてみました。

もしあなたに居場所となるような候補があったら、活用してみてはいかが。