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年上の言うことは絶対? 年功序列的な上下関係のある会社、学校の部活について

どうも、木村です。

僕は、年功序列的な上下関係が苦手です。というか、理解できないのです。

 

日本の学校や部活には、上下の関係というものを学ぶ仕組みがあります。部活動では、年上で、模範となるような人が部長になります。能力の高さや、マネジメント力といったもので選ばれないのです。先生が言うことには絶対的に従うという謎ルールもあります。

大学には、それはあまりありません。教授と学生というポジションはありますが、人間として対等です。この人間として個人が尊重されている感覚が、大学に来て良かったなと思うところです。

しかし、ある程度大きな、年功序列のある会社になると、そこはまた学校的な上下関係のある組織になります。年功序列であるということは、昇進に能力が考慮されないということ。

そうすると、当然あまり能力のない人が上司になることがあります。これは若手にとってつらいことです。部署としての業績を上げようとしても、上司に許可されなければ行動できないからです。意図を問い直してもまともな答えが返ってこず、威圧的に指示されることもあるでしょう。それが続けば、新しい提案をすることや、学ぶこと、考えることをやめてしまうでしょう。まともに考えたらうつ病になってしまう。かといって辞める覚悟を持たない人は、考えずに働き昇進していくことになります。

僕はそういう環境には、絶対に耐えられないなと思います。

目的を持って仕事をしようとしたら、絶対的な上下関係は邪魔になります。論理的な議論を重ねる上下関係は、必ずフラットになっていきます。上司が言うから正しいという意味不明な論法は通用しないのです。

日本人は概して、目的を持って仕事をするということをしないなと思います。仕事のために仕事をしているのです。それは、学校や部活の時点で既にそうなのです。だから、会社になっても学校のような組織の仕組みが続くことがあるのでしょう。

僕は、自らの考えを開示し、相手と議論を重ね、大きな目的のためには考えを変えるスタイルの組織やチームを作っていきたいと思います。

 

木村すらいむでした。ではでは。