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一人で居るのが好きな方は「やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」を読んでほしい

※ネタバレはありません

突然ですが、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」が好きです。

アニメ二期「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている -続-」8話を観て、やっぱりこの作品は良いなと思い、読んでいなかった原作小説10巻目を読みました。アニメのラジオも聞いてます。

 

舞台は総武高校。お話のあらすじとしては、ぼっちで面倒くさがり屋の比企谷八幡(通称ヒッキー)、冷徹だが負けず嫌いな雪ノ下雪乃、見た目はギャル心はピュアな由比ヶ浜結衣の3人が、ひょんなきっかけから「奉仕部」に参加させられ、ドタバタラブコメ、ヒッキーの高校生活どうなっちゃうの!?という感じ。いわゆる「部活もの」に類するものだと思います。

まあ、あんまりあらすじを知って読んでみようかなと思うことはありませんよね。僕の場合、アニメ1期をたまたま視聴してものすごく面白い事に気づき、原作1-9巻を読み、アニメ二期を見ているという流れでした。小学生から高校生まで、本当にぼっちだったので、刺さる作品でした。

 

僕がこの作品に魅力を感じている点として欠かせないのは、主人公がぼっちであるということです。「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」 にも共通していますが、「あるある」と言いたくなるちょっと悲惨なエピソードの数々が面白い。それでいて、コミカルなだけではなくて、「上っ面な人間関係ならばぼっちである方がいい」というような信念が貫かれているのがとても面白い。「ぼっち」かつ「ラブコメ」かつ「青春」をライトノベルとしてサクッと描いていて、読んでいていつも「よくぞやってくれた」と思います。

 

ぼっちである、あるいは人間関係が得意じゃない、周りに合わせず一人で行動する方が好きという方におすすめしたい作品です。アニメやライトノベルあんまり手をつけたことがなくても、そうした方に是非おすすめしたい内容です!!!

コミカライズ(漫画化)版は部分的に無料で公開されています。

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)
渡 航
小学館 (2011-03-18)
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