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個人の選択肢が増えていくことは、善だと思う。

生き方の選択肢は、増えた方がいいという話をします。

 

昨日、ブログと Twitter で知り合った、りょうかん @ryokan_1123 さんとはじめてお会いしました。偶然チャンスがあったので。

「木村さんどこに住んでるんですか?」「東京です」「今、まさかの東京にいるんですよ」「!?」

彼のブログ、りょうかんのつぶやき。尾道に移住してきた方のインタビューが印象に残っています。

ぼくの中では、彼は尾道にいる人だと思っていたのですが。ちょうど動いてくるタイミングだったようです。

1時間ほど、話をして。

生活コストを下げられる生き方をして、働かなければならない量を減らす。そういう選択肢もあるのだな、と気づかされました。

東京はちょっと……だそうなので、またぼくがお会いする機会があれば、東京以外なのでしょう。

 

こういう場所で、働ける。

その候補を多く知っておくこと。

それは安定につながると思う。

レールを考える上でも。レールから少し離れた人の話は、参考になる。

 

雇用が不安定とされる今。

その不安から、大きな企業で長い間勤めたい。そこで一生働きたい。

そういう風に考える人もいるだろう。

ところが、それは安定ではないと思う。

なぜなら、その企業を辞めさせられてしまったあとの、選択肢が全然ないから。

選択肢がそれこそ少なければ、極端な場合、首をくくるしかないのかもしれない。

それしかないと思っていれば。

逆に、こういうことで働けるという選択肢を多く知っていれば。

安定して生きられるんじゃないだろうか。

 

封建国家より、民主主義のほうがすきな人は多いだろう。

歴史はそう語っている。

ぼくは、民衆主義もよいが、Web 的な世界の方がもっとすきだ。

多数決で政治力のある立場の意見が進められ、少数派の意見が見えずに消えていくよりも。

そういう、政治のための大きなコミュニティを介さずとも。

個人として意見をもって、協力する人はコミュニティをつくっていく。

そういう世界が、ぼく以外の人にとってもよいものだと思っている。

Web 的な思想は、個人の選択肢を増やしていく。

 

あなたは、どんな生き方の選択肢をもっていますか。その現状について、どう思っていますか。

あなたの反応をお待ちしております。

木村すらいむでした。

ではまた。