霊が見えるといっている人は、おかしな人だろうか?
人を信じるのと霊を信じるのと、ぼくにとっては気分として全く違いがない。
信じられる人はがいたほうが楽しいように、信じられる霊はいたほうが楽しい。
食事の場所で、人は酒を飲まずに酔っ払うものだ。
酔っ払うとは、酒を飲んでいることではなく、筋の通っているかどうかを気にかけず話し続けること。
仕事でまともな事を言うばかりならば、食事の席くらい酔っ払ったことを言ってよいではないか。
切れ者って言葉があるけど、あんな感じだ。
わけのわからないことばかりいって言っていてもつまらないし、わけのわかることばかり言っていてもつまらない。
まともな考え方のできる人がふざけているのが楽しい。
正気と狂気のぞっとするような落差は、ぼくを惹きつける。