「あなたとは違うから」という理由でわかりあえないなんてことはないと思う。
あるとしたら、違うことを理由にして嫌いたいと思っているときだろう。
人と人って、本質的にはそんなに差がなくて、共通する部分が多いと思う。
生き物として生きている、人間として生きているというだけで、物事の考え方が大きく制限されてしまっているのだから。
別の言い方もある。
仮に、人と人とが全く違ったとしよう。
そうすると、初対面の間柄でもそこそこのコミュニケーションが取れることが説明できない。
非言語でも言語でも、そうとう多くの意味を人と人とは共有している。
ある程度似ているからこそ、些細な違いが気になってわかりあえないことがあるのだ。
気になって比較してみたとき、自分が劣っていると気づいてしまったらどうするだろう。
それが、相手をわかりたくない気持ちとして妨げることがあるのだろう。
なんかこの人違うなあと思うことはあるかもしれない。
そう思ったときに、立ち止まって考えてみてはどうだろうか。
本当に、あなたとその人は違うのか?
同じ部分は少ないのか?
違うのだと思い込むことで、自分の欠点について考えないようにしていないか?
この人、よくわからない部分はあるけど、だいたい同じだなあと思えるようになれば、話もしやすくて楽しめると思いますよ。