この後、何をしたらいいんだっけ?ほんとうに、今やっていることがいいことなのだろうか?
そんな風に迷ったら、周りを観察しよう。
観察をするってどういうことかといえば、感じた驚きを確かなものとして反復することだ。
例えば、風を感じたときに、”風がつよいなあ”とひとりごとを言ってみることだ。
気に留まったことを、つぶやいてみる。
わかることを、積み立てていく。
レアだったり、面白かったりすることがあれば、それを残しておきたくなりませんか。
じゃあその観察が、なんの役にたつか。
無意識のうちにひとりごとを言っていることって、ありますよね。
でも、それって何の意味があるんだろうなあ。考えてみた。
結論から言うと、観察は何か行動をするための理由になる。
”今日は雨である。だから、普段している洗濯はやめよう”といったように。
雨であるという観察が、洗濯をしないという行動の根拠になっている。
人が習慣となっていない行動をするには、”だから”という理由が必要になる。
その”だから”ということへの根拠を与えるのが、ひとりごとや観察だ。
迷った、どうしたらいいんだーと考えると、思考はループしてしまう。
そんなときは、身の回りから、確かに言える気づいたことを見つけ出して、反復してみよう。
そうした観察が集まってくれば、辺りの地図のができてくる。
その地図が、何かをするための理由になって、何をすればいいか自然と見えてくるはずですよ。
地に足をつけるためには、足元を見ないとですよね、というお話でした。