自分の内側にある大切なものを見つけるために、外を見よう。
”楽しく生きるための10のこと”という感じの記事ってあるよね。
それそのものじゃないんだけど、2ちゃんねるのまとめサイトでそういう哲学的なテーマを扱っているものが、高校生くらいの頃好きだった。
考える役に立ちそうなページを見つける作業を”情報収集”と名付け、ひたすらに集めていた。
たくさん集めて、読みこんで整理すれば、きっと何かの答えに近づけるじゃないかと信じて。
あの頃の自分に対して思うこと。
書いているものだけに答えを求める行動は、外を見つめようとしすぎだと思う。
自分の内側にある大切なものを見つけ出そうという目標がなければ、どこまで行っても青い鳥は見つからない。
何のために情報を集めるのか。何のために本を読むのか。
最初のうちはがむしゃらにやるしかもしれないが、ちょっとしたら落ち着いて自分自身に目を向けた方がいい。
外に書いてあることをそのまま理解しても、得られることは少ない。
自分で何も見ずに見つけることと、人から聞いて理解することってぜんぜん違う。
人から受け取れることって結局限られている。
外から受け取れるのは、テーマの紹介以上のものにはならない。
受け取ったものを、自分のものにする過程が噛まないと先に進まない。
”楽しく生きるための10のこと”みたいもの。
これは自分で見つけよう。
十分に色々な情報に接しているなと思ったら、一旦何も見ない時間で考えるつくったほうがいいだろう、と思うのでした。