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面倒くさいと感じてやりたいことができないのは、あなたの気力が足りないのではない。

やってみたい、やらなくてはならない気がするけれど、面倒くさくてできないことってあるだろうか。

授業の課題とか、漠然とした憧れとか。

ぼくは、面倒くさいと感じてできないのは、気力が足りないのではないと思う。

そうではなく、「やりたいこと」が自分にもできる行動の組み合わせとして捉えられていないからなのだ。

 

「買い物に行く」というのは、ぼくにとっては面倒臭いことだ。

カレーをつくるので、じゃがいも・にんじん・たまねぎ・肉を買いに行く、ということなら行きやすい。

もし、カレーを作りなさいと言われても、材料や作り方を知らなければ、買い物に行くことすら面倒になるだろう。

それでも買い物に行かなければならないとしたら、弁当でも買うことで、買い物を終えることができる。

 

もし、なにか実現させたいことがあったら、不確実性をなくすのがいい。

もっと言えば、自分にできることの組み合わせに分解してしまえばいい。

自分にできるかわからないことも、劣化版でいいから、無理やりできそうなことの組み合わせにしてしまおう。

 

一度もやったことのないことは、まず終わらせるだけで大成功だ。

終了までのハードルを下げて、何度も失敗しよう。

そうすれば、できるようになったらいいことが少しずつ見えてくるし、できるようになりたいなって気持ちも出てくるだろう。

クオリティを求める前に、簡単にできることでなんとかしてしまおう、というお話でした。