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「面白い」と「どうでもいい」の間

数日前に、自分の移動速度を指定されるのが嫌で路線検索アプリを消した。

でも、路線検索アプリを消した所で、パソコンでの路線検索を利用したら結局同じなんだよね。

何のために消したくなったのだろう。

すべてのテクノロジーが嫌いというわけではない、原始時代に戻りたいって思ってるわけではないと思うんだ。

ただ、自分がよくわかっている便利さだけを用いるようにしたい、というこだわり。

よくわからないものへの恐怖。

 

そんなこといってると、パソコンとかネットとか、よくわからないことだらけなのに、めっちゃ使ってるよねというツッコミが入る。

冷静に考えて気持ち悪くないの?って言われたら、その通りとしか返せない。

 

小さい頃から、ぼくの見える世界はわからないことであふれていた。

同じくらいの子供は楽しそうに遊具や友達と遊んだりしているのに、ぼくにはそれの何が楽しいのかわからない。

今になって思えば、単にとりあえず経験しようとしていないから、楽しさがわからなかったのだとは思うが。

 

わからないことに出会ったときに、”不思議だ、すごいぞ、面白いぞ”という気持ちよりも、”よくわからなくてきもちわるい”という気持ちが先行する。

この辺の気持ち悪さが、興味に転じないのがちょっと惜しいな、と自分に対して思う。

 

それでも、「わかったふり」をしない自分のことは誇らしく思うので、それでいいかな。

また、「わからないなら、どうでもいい」と放棄しないようにしていたい。

よくわからないものへの恐怖から逃げずに居たいよ、という話でした。