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iPhone の電話機能は、誤って掛けてしまうことがあって不便だ。

ぼくは iPhone4S を4年間ほど使い続けている。

そして、自分が本当に利用したいと思っている機能は、実はそれほど便利ではないないのではないか、むしろ不便ではないかと思い始めた。

 

その典型例が電話機能だ。

「つい間違えて電話をかけてしまった」という経験は、iPhone ユーザーなら誰しもあるのではないだろうか。

それは、あなたがうっかりやさんだからではない。

この画面をみて欲しい。

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赤字の部分に触れると、電話が即座にかかってしまう。

電話アプリを開いたときのトップ画面の一つなのに、こんなに広い部分が、即座に相手に応答を求める電話という行為につながっている。

誤って掛けてしまうのは当然だと思う。

これに慣れなければならないということは、不便だ。

 

ぼくはパソコンやネット、スマートフォンにどっぷりと使った生活をしている。

だが、テクノロジーとして面白いからではなく、本当に便利なものかどうかを考えてみると、まだまだ見つかるんじゃないか。

特定の機能が不満だから、改善してほしいって言いたいわけではない。

テクノロジーに興味がない人にとって便利と思えないようなものって身の回りにあふれていて、そういうものを見つけ出したり、それがどうして不便なのかを考えたりするのって、楽しいなあと思うのでした。

不便な部分もあるのに、どうしても手放せない便利な部分があるから使ってしまう、というのもまた面白い現象だと思いませんか。