音声の書き起こし。テープ起こしとも言いますね。電子レコーダーで録音した音声をキーボードで起こす作業。
聞き取れずに手動で巻き戻しつつ打ち込んでいると、日が暮れてしまいます。
そこで便利なのが、書き起こしのための再生ソフト。昔 Windows を使っていた時には、Okoshiyasu2 というソフトを使っていましたね。
ですが、Mac には対応していないようです。
使い方は簡単
このような画面です。音声再生と、テキスト打ち込みが一体になっています。
「Open Media File」または、音声ファイルをドラッグアンドドロップすることで、起こしたい音声を読み込みます。後は、Speed のバーをスライドして再生速度を設定し、音楽を再生しながら打ち込むだけです。
キーショートカットでさくさく書き起こし
このソフトには様々な機能があるようですが、キーショットカットだけは便利すぎるので紹介しておきます。
このキーショットカットのおかげで、文字起こしをしているときにマウスカーソルを動かす必要がなくなります!
メニュー、Preferences… から、Shortcuts タブへ。
巻き戻したいなら Command + 1, 2, 3, 4, 5。先に飛ばしたいなら、Command + 6, 7, 8, 9, 0。
数字が大きいほど、飛ばす時間数は大きくなります。1秒、3秒、5秒、10秒、15秒。
再生/停止、頭出し、後ろ送りのキーも設定しておいたほうが便利です。
書き起こしが楽しめるソフト
書き起こしは地味で時間のかかる工程です。
僕はまだ、1時間の音声に対して、書き起こしに 3-4 時間かかってしまいます。それでも、この書き起こしソフトのおかげか、楽しくやっています。キーショートカットが玄人感があっていいんです。特定のタスクに特化したソフトは、書き起こしに気持ちよく没頭させてくれますね。