パソコンで作業をすることが多い人にとっては、タイピング速度の向上が無駄になることはありません。
独自タイピングからタッチタイピングへ
ネットで見かけたある記事をきっかけに、タッチタイピングに取り組んでみようという気になりました。
元記事が消えてしまっていたので、僕がやったことを紹介していこうと思います。
自分が元々身につけていたタイプ方法では、ほぼ人差し指と中指しか使わず、Aキーでさえ中指で押していました。
今までの打ち方でやった。 / 今日の腕試しタイピング(ローマ字)の結果は「A+」スコア「250」でした。 http://t.co/pNElwuFfGZ #etyping #et_r
— 木村すらいむ (@kimu3_slime) December 15, 2014
タッチタイピング練習前は、4.5-5キー/秒 くらいのタイプ速度でした。
人間には五本指がついているのに、部分的にしか使えないのはもったいないんですよね、今思うと。薬指小指に負荷を分散させられれば、その分入力が早くなるのは想像に容易いことで。
でも、タッチタイピングってどうやって練習するの?
まず、キーボードが縦に8つのエリアに分かれていることを知りましょう。
左から順に、(左手)小指、薬指、中指、人差し指、(右手)人差し指、中指、薬指、小指という順です。行ごとに少し斜めに配置されています。
覚えたら、空白のテキストエディタを開き、指の使い方を間違えないようにゆっくりと五十音を打ち込みます。
a i u e o を打ち込む回数が多いので、それに慣れるのが大事です。
それが終わったら、タイピング練習サイト e-typing(イータイピング)の腕試しレベルチェックで速度を計測してみます。
このサイクルを一日一回、一ヶ月くらい続けてみました。
初めのうちは、練習の時だけタッチタイピングをすればよいと思います。慣れないのにタッチタイプですべてをやろうとするとしんどいので。
初日はこんな感じでしたが…
タッチタイピング、74WPM / 今日の腕試しタイピング(ローマ字)の結果は「E+」スコア「50」でした。 http://t.co/pNElwuFfGZ #etyping #et_r
— 木村すらいむ (@kimu3_slime) December 17, 2014
毎日継続して一ヶ月、5キー/秒くらいのペースに落ち着くようになりました。
タッチタイピング練習中、319wpm. / 今日の腕試しタイピング(ローマ字)の結果は「Good!」スコア「280」でした。 http://t.co/pNElwu63Hn #etyping #et_r
— 木村すらいむ (@kimu3_slime) February 12, 2015
十分速度が出てきたので、この頃から日常でもタッチタイプで打ち込むようにしました。
音声書き起こしでタイピング筋トレ
5 キー/秒 からは速さが伸び悩んで、練習をやめてしまいました。練習メニューを変える必要があったのでしょうね。
最初に練習をしてから三ヶ月程度経った今日、ふとタイプ速度の計測をしてみたら、なんと 6キー/秒 まで上がっているではないですか。
何が起こって速度が伸びたのか?
ここ最近音声書き起こしの作業をしていたんですよね。
書き起こしを始めた時期は、1時間程度の作業で指が筋肉痛っぽくなっていたのですが、今はそれがほとんどなくなっていて。
おかげで、キータイピング筋がついたような感じがします。迷いなく素早く打ちこむためには、筋肉が必要なのです!
速度が伸びた他の要因としては
・文字起こしの性質上、会話の速さに追いつこうとするという目標があった
・自分の作業の遅さがどうにかできないか考えながら必死にやっていた、向上心があった
ということも働いていたと思います。
まとめ
キータイプ速度の上達法をまとめると
・タッチタイピングを身につけるため、五十音打ち込み+計測をコンスタントに続ける
・身についたら、好きな題材で長時間音声書き起こしをしてみる
という感じです。走り方のフォームを身につける段階と、実際に走りこむ段階があるんですね。
書き起こしの作業が楽しくて、リアルタイム起こしができるくらいになったらもっと楽しいなと夢見ています。またキータイプ速度の向上ができたら、方法を公開します。ではでは。