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論文のための電子本棚「Jabref」を導入しよう。大量の PDF を整理して、管理できます。

大量に手に入れたPDF 、どうしてますか?

例えば、OCW から手に入れた教材。スキャンした教科書や書籍、漫画のデータ。研究のために調べていった論文。

そうしたものがあふれていると、見つけたいファイルがすぐに見つけるのが大変になってくるんですよね。

そのために、僕は文献管理ソフト Jabref を利用しています。今回はそれでできることと、その使い方を紹介します。

 

ジャンルで自動並び替えできる本棚

データベースは一つの本棚、エントリーは一つの本に対応しています。

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キーワード、著者、タイトル、年代などを入力しておけば、それぞれの項目で並び替えして閲覧できるので、目的のものを見つけるのが簡単になりますね!

 

名前を PDF ファイルを対応させる

エントリーに名前をつけてリストを作っただけでは意味がないので、エントリに PDF ファイルを対応させます。

エントリーに PDF を対応させるためには、プラスボタンから直接フォルダを指定しなくてはなりません。

さらに簡単に登録するには、Bibtexkey の機能が便利です。

まず、PDF を置き場としてのフォルダを適当に作り、Jabref 側に認識させます。

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そして、Bibtexkey と同じ名前を PDF につけておいてから、Jabref の画面で Auto ボタンを押すとエントリに PDF が自動設定されます。

エントリの入力を省く方法

論文を元にエントリーを追加する場合は、BibTeX source を外部から持ってくると簡単です。

Google Scholar で言えば、

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この引用に関する部分から BibTeX source をもってこれるので、コピーして Jabref 側に登録すれば入力完了です。

一般の書籍の情報を簡単に入力したいなら、Lead2Amazonというサービスを利用して、BibTeX source を入手できますよ。

 

Jabref は電子本棚

・名前以外の項目(キーワードや著者名)で整理してファイルが見つけられる

・ファイルの追加も比較的簡単にできる

たくさんの PDF ファイルをもっていて探すのが億劫になっている人は、導入してみてはいかがでしょうか。