URLを伝えたりするために使われる平面バーコード、QRコード。チラシやポスターに載っていたりしますよね。
iPhoneならQRコードリーダー for iPhone、Androidなら公式QRコードリーダー”Q”で読み取れます。
最近見かけたものだと、マクドナルドでアンケートアプリ「KODO」の告知として、QRコードが印刷された紙が配布されたり、ポスターが机に貼られたりしていました。
5分程度のアンケートに答えれば、無料でポテトS・ドリンクSなどを注文できるクーポンが手にはいります。
さて、このQRコード、実際あなたは利用していますか?
スマートフォンユーザーは文字検索をする
アンケートアプリを導入するときは、iPhone の場合は App store というアプリを通じて行います。
「マクドナルド kodo」などで検索すれば、QRコードを読み込まなくてもアプリを手に入れることができるのです。
むしろ、デフォルトでQRコードを読み取る機能がないスマートフォンを利用しているユーザーは、QRコードを利用しない人の方が多いのではないでしょうか。
「QRコード」がQRコードリーダーを開く手間や、うまく読み取れないなど敬遠される一方で、携帯の文字入力が苦にならない人が増加し、URLや検索キーワードの文字入力派が上回っていると言えるのでは。
このような記事にもあるように、スマートフォンに慣れ親しんだ人が実際携帯サイトにアクセスするときは、キーワードで検索することが多いと思います。
QRコードは広い層の関心を引く
それでも、QRコードを掲載すること自体に効果がないとは思いません。見た目は少しダサいと思ってしまいますが
- 平面的に表示してあるので、バーコードにアクセスしてほしいという意思がわかりやすい。
- ガラケーユーザー、検索エンジンで迷ってしまうユーザーにはQRコードの方が楽
- メールアドレス等、検索エンジンによって見つからないサイトの場合もQRコードの方が楽
実際、僕自身も、マクドナルドでQRコードが書いてあるチラシを見て、「これは携帯でアクセスするものなんだ」という意識が芽生えて、携帯で検索しましたからね。
文字を打ち込むことに抵抗のない層に届けるならばQRコードは必要ないですが、マクドナルドのアンケートのように、広い層に紙で告知をするときには効果があることでしょう。