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モラトリアムの大学生が「やりたいこと」を「やってみた」に変えるための考え方

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

「やりたいこと」ばかりが多く、何も実行できていなかった大学生活でしたが、最近は「やったこと」が増えるようになってきました。

今回は、大学でモラトリアム期間を過ごしていた自分を思い浮かべて、「やりたいこと」に惑わされない考え方を伝えていきたいと思います。

 

人に言えるレベルまでやってみる

大学入学当初、僕は色々なことをやりたいと思っていました。

「大学の勉強もしたい、サークル活動もしたいし、資格試験の勉強もしたい。さらに、ゲームもしたいなあ。」などなど、いろいろなことに中途半端に手を出していました。

結局、今に振り返ってみると、ちゃんとやっていたのはサークル活動くらいです。大学の勉強も、資格試験の勉強も、ゲームも、かじっただけで、あまり役に立っていません。

これはもったいない! 集中してやらなければ、ほとんど「やってみた」ことにはならないのです。

「やってみた」かどうかの基準は、人に言えるかどうかだと思います。

恥ずかしくて口にできないようなことは、やっていないのと同じですよね。

 

「やってみた」ことを集めて、「やりたいこと」を見つける

また、「やってみた」ことがなければ、「やりたいこと」はわかりません。

だって、そうではありませんか? ただ一つしかやってみたことがないのに、それが「やりたいこと」だなんてことはありえません。

例えば、「就職活動をせずに、僕にとっての最善の仕事は研究職だ」とは判断できませんよね。

僕はそういうことを学部の時にやってしまったわけですが……。

大学四年生のとき、研究が楽しかったので大学院に進もうとしました。ここまでは良いのですがその時に就職活動をほとんどしなかった。

自分の人生の歩み方をきちんと決めたいなら、経験を積み重ね、選択肢を複数持つべきです。

「やってみたこと」が複数あって、その中でどれを続けたいか考える。そうして見つかっていくのが、「やりたいこと」ではないでしょうか。

 

「やりたいこと」を「やってみる」と、その先に「もっとやりたいこと」が見つかる

大学院進学の反省を生かし、2015年は就職活動をしながら、インターン、TA、イベントの企画、ブログ・ラジオ、ゲームなど、多くのことを集中してやっていました。

参考:木村すらいむ(木村一輝)/ 2015年活動報告

「人に言えるレベルでやってみる」という意識を持っていると、意外とたくさんのことに取りくんでいる自分に気づきます。

そうすると、やっていて楽しいこと、「やりたいこと」がどんどん増えて、「もっとやりたいこと」が選べるようになってきました。

これからは、その「もっとやりたいこと」を「やってみたこと」に変えるために、フリーランスとして働き、高知に引っ越します。

参考:なぜ、東京から引っ越して、高知の嶺北地域に住むのか? 学びのインフラとして個人大学、文脈ゼミをはじめます

 

どうしても迷うなら、「強み」に関係することをやってみよう

「やりたいことがあまりにも多すぎて困る!」 「やりたいことはあるけど、何にもできないような気がする……。」

そんな方は、まず「ストレングスファインダー」という性格診断をやってみてはいかがでしょうか?

参考:自分に才能があるとは思えない?なら、性格テスト「ストレングス・ファインダー」で自分の才能を見つけ出してみよう。

「やってみた」ことが増えてきたけれど、結局自分は何をしたいのだろう?と考えていた時期に買った本です。自分の性格を客観的に分析し、強みを教えてくれます。

僕は強みが「学習欲」であると知ってから、「やりたいこと」がどんどん洗練されていったと感じています。

「やりたいこと」の迷いが消え、「やったこと」が増えますように。

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
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