どうも、木村(@kimu3_slime)です。
僕が大学生の時に最も影響を受けた本を一つ選ぶとしたら、「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」になるでしょう。
この本のおかげで、慌てふためいた大学生活に区切りをつけ、読書にハマる余裕ができたのです。
何をやるべきか決まっていない状態は、ストレスフル
「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」に出会ったのは、大学1年生の時でした。
大学生は、高校生に比べて自分で決めなければならないことが増えていきます。
受ける授業は人それぞれで、その開講時間や課題の内容はバラバラ。一人暮らしをしていたので、帰り道にはいろいろと買い物をする。サークル活動では、最低限やらなければならないこともあるし、追加でやった方が良いこともある。ゲームもしたいし、自分がこれからどう生きるかも考えたい。
そう、「やるべきこと」があまりに多くて、「何を次にやるべきか」が把握できなくなってしまったんです。
やるべきことを一つ終わらせても、まだまだ次にやるべきことがたくさんあるような気がする。そんな状態はストレスフルで、目の前のことにあまり集中できません。
やりたいことを一つの場所に全て集めて、やることリストに変える
二見書房
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「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」は、「水のように澄んだ心」を手に入れるための手段を教えてくれます。
タイトルに含まれているGTDとは、Getting Things Doneの略で、物事(タスク)を終わらせる方法のこと。
ざっくりとその内容を説明すると
1.「やりたいこと」を全て一つの場所(inbox)に集める、収集する
2.集まった「やりたいこと」を、「今やること」「今ではなくいつかやりたいこと」に分ける、分類する
3.「今やること」を具体的に実行できるステップに分けてリスト化する、Todoリストを作る
4.inboxとToDoリストを定期的に見直す、レビューする
というもの。
重要なのは「やりたいことを全て集める」という1.のステップ。学校に関することだけを管理しようと思うのでは、学校以外での「やりたいこと」が入り込んできた時にうまく対応できなくて、ストレスが残ってしまいます。
生活のこと、サークル活動のこと、ゲームのこと、ネットのこと、人生のこと、一切合切ひっくるめてinboxに集めることによって、安心して今この瞬間にタスクに取り組むことができるのです。
この本のタイトルに「ストレスフリーの整理術」とあるように、GTDはただ単に効率良くタスクを消化する手順を紹介しているわけではありません。それだけではなく、ストレスフリーに生きるための行動の習慣を提示しているんですね。
この本によって、人生のハッキング、ライフハックというものを知ることができました。
参考:米100ドル札の偉人、GTDの父、ベンジャミン・フランクリンの生産性を上げるテクニック – lifehacker
読書をすると、自分の人生をデザインする力が豊かになる
僕は「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を読んでその内容を実践したところ、あまりに効果的で驚いたので、「もっとこういう本が読みたい!」と読書をするようになりました。
本は、文字が記された紙の塊です。数千円の価値がつけられ、流通しています。しかし、人生を変えるような力を持つ良い本は、お金には代えがたいほどの価値を持っています。
参考:「時間こそ、人生を形作る材料」時間節約術の元祖フランクリンが提唱した時間の捉え方
ベンジャミン・フランクリンが残した「Time is money.(時は金なり)」という言葉は有名です。人生の時間は、お金に変えられるほど貴重な資源です。
読書は、その貴重な資源である時間の使い方を考え直す情報を提供してくれると思います。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。