ネットのごく一部で流行っている言葉や画像(ミーム)を解説するウェブサイト

SNS疲れ・サジェストの日常

どうも、すらいむ @oily_slime です。

 

ネット疲れって言葉、聞いたことありますか?僕は最近、それっぽい疲れを覚えました。

 

ネットがぼくに同じ方向を向くよう働きかけてくる

きっかけは、Twitter をいつものように見ていたら、皆既月食への反応が広範囲で見られたこと。

https://twitter.com/aqueous_slime/status/519780888742072321

少し画像が小さくてすみません、ぼくが見ている Twitter をキャプチャしたものです。

リスト機能を使って、できるだけ色々な立場の人のツイートを読むようにしています。それなのに、どのリストでも、月食について言及している人が見えました。

それほどまでに皆既月食に興味が湧きません。それなのに届いてくる情報。地震とかなら関心があっていいのですが。

昔嫌いになった、テレビを思い出しました。なぜ嫌いだったかと思い返せば、見ている人が同じ方向を向くような働きをしているからでした。いまやSNSが同じ働きをしているのが、見えるようになってしまった。

もう、ぼくのいる場所は、ここではない。

いや、SNS やブログはすぐにはやめませんけど(笑)

 

何を気持ち悪いと感じたのか

ネット疲れを感じたのはなぜか。結論から言うと、望まないサジェストを受け入れていたからです。

 

サジェストとは、提案、提示することです。例をあげます。

Google 検索による、検索候補の提示。LINE, Facebook, Twitter などのSNS での、タイムラインシステム、おすすめユーザーの提示。Amazon などのECサイトの、ページ履歴を利用したレコメンド(おすすめ商品)。ネット広告。

これらのサービスは、確かに便利です。あなたも、検索サジェストを利用したことはあるでしょう。ぼくは、おすすめユーザーの中から、興味をもてる人を探すことがあります。

便利なんですけど、本当に良い物なのか?当たり前に受け入れていいものなのか?自分が望んで情報を手に入れているのか?

 

今回、それに疑問をもつようになりました。そのことについて考察をすすめます。

気づいたことは、ネットにのめりこんでいる人は、サジェストを無自覚に受け入れすぎているということです。

皆既月食時のTwitterがそうですが、特にネットでは、リアルタイムにサジェストの影響を受けます。自分が望んだタイミングではなく、起こったタイミングで情報が自分に飛び込んでくる。

これって、僕はあんまり良いことだとは思いません。なぜか。

作業途中にメールのお知らせが届いて、返信しなければならないって面倒くさいですよね。通知機能によるサジェストは、自分が状況を管理することを放棄するようにそそのかします。サジェストを無自覚に受け入れることで、あなたは状況を管理できなくなっていきます

 

サジェストなしでも、ぼくは生きていけるぞ

サジェストを無自覚に受け入れないようにするためには、どうしたらよいか。

そういうことを考えていたら、「2000年くらい前の人間としてものを考えたい。ゼロベースで考えてものを書いたりつくったりしたい。  」という思いつきを得ました。最近、この考えを実行していくことに、はまってます。

サジェストから開放された暮らしを取り戻そう

今回話したテーマ。もっと書きたいことはあるのですが、長くなってきたのでこの記事はこのへんで。またブログで扱っていこうと思います。へえ、こんなことしている人がいるのかと思ってもらえれば。

 

おわりに

今日、「20代ブロガーのポジショニングマップをつくってみた。22個のブログです。」 – らふらく^^ という形で、このブログを紹介されていることに気づきました。それによって読みに来てくださっている方もいるようで。ありがとうございます。

このブログは、表現方法はマイルド、記事内容はコラム的であるそうです。的確で面白い分析だと思ったので、直接図を見てみてください。

その流れで、ぼくがどういうブログを読むのが好きなのか。どんなブログ記事を届けていきたいか。明日はそれについて考えてみようかと思います。

あなたの反応をお待ちしております。すらいむ  @oily_slime でした。ではまた。