どうも、木村（@kimu3_slime）です。
勉強や仕事は、つらくてもやらなければならないんだ。そう思っている人は多いでしょう。
それを楽しむための方法は、なんでしょうか？
僕は、好きなことをひとつ突き詰めることだと思います。
好きなことなら、つらくても楽しめる
車好きの父と話していた時に、こんなエピソードが出てきました。
今の時代の車は良くできていて、壊れることもなく思い通りなのだけれど、車に乗る楽しさがあんまりない。
若い時に、お金がないながらも買ったオンボロの中古車は楽しかったと。
エンジンがかからなくなって、調子が悪くなる。今日はちゃんと動いてくれよと願う。どうやったら動くのかわからず、試行錯誤する。
お金を持って良い車を乗っているやつはうらやましかったし、思い通りに車に乗れなかったのはつらかった。だけど、今振り返ってみると、車が好きだからそのつらさも楽しかった。
好きなことをやっていれば、たとえ答えが見つからずつらい状況でも、楽しむことができるんですよね。逆に言えば、好きでないことならば、つらい状況では諦めてしまうでしょう。
好きなことを極めると、楽しめる範囲が広がっていく
そして、好きなことを極めると、いろいろなことが楽しめるようになっていくと思います。
例えば、車好きを極めるとどうなるでしょうか。
車の中身がどうなっているか、エンジンやブレーキの仕組みを知ろうとすれば、物理や工学を学びたくなってくるでしょう。車の流行り廃りはカルチャーの話になりますし、左ハンドルの外車を買えば文化人類学的な視点に興味を持つことになるでしょう。
ひとつのことを突き詰めると、やがて世界の広い範囲のものごとに興味が繋がっていくのです。
僕は、中学生くらいの時期に「ダンシング☆おにぎり」というゲームをやりこんでいました。音楽に合わせて、矢印キーをタイミングよく押すゲームです。この経験があったからこそ、僕は音声の書き起こし（テープ起こし）が好きなんだと思います。
参考：ダンシング☆おにぎりと東方アレンジ 僕と東方Projectとの出会いその1
また、勉強に興味を持ったのは、「東方Project」というシューティングゲームにハマったのがきっかけです。ゲームで全国1位レベルの腕前を残せるならば、勉強や社会で腕前を試してみるとどうなるのか？ それが気になって、受験勉強を始めました。参考書を探すときに掲示板の情報を参考にするという手段も、ゲームをやり込んでいたから気づいたものです。
参考：匿名掲示板・wiki・ブログには、一緒にものを作る楽しさがある 僕と東方Projectとの出会いその4
また、大学で数学の勉強に時間をかけたからこそ、「数学・学問はどう生かされているのか？」と気になって社会に出ようと思いました。
好きなことがあれば、つらく厳しい状況でも、楽しむことができます。そして、好きを深めていけば、あらゆることに興味を持って取り組めるようになっていくんです。
好きなことだから、楽しめる、頑張れる。好きじゃないことは、頑張れないし、うまくなれなくてつらいから、やっちゃいけない。
たとえ今の勉強や仕事がつまらなくても、好きなことはあきらめないでほしい。その情熱を育てていけば、勉強も仕事も必ず楽しくなっていきます。
木村すらいむ（@kimu3_slime）でした。ではでは。
