どうも、木村(@kimu3_slime)です。
スプラトゥーン2のサーモンラン、めっちゃ楽しいのでやり込んでいます。たつじん999(カンスト)、評価レート435%は達成しました。時間をかければ上がるので、数字に意味はないですが。
正直、たつじんとは言えバイトの基本がわかっていないと感じることが多いです。味方に文句を言うつもりはありません。評価システムが甘い以上、しょうがないんです。
義務感でやる人も多いバイトですが、どうせやるならうまくなりたいですよね? 勝率を上げれば、ギアもお金も効率よく回収できます。
今回は、バイトガチ勢になりたい人のために、味方を勝たせるアルバイターが身につけたい心構えについて書こうと思います。
最初にイラストもつけたので、そこだけでも読んでみてね!
味方を勝たせるサーモンランの心構え
この記事で言いたいことを、3枚のイラストにまとめてもらいました。詳しくは以下の本文で!
イラスト:泥水(@pure_mud_water)
ルールを理解する
たつじんの人にこんな言いたくないのですが、まずルールをわかっていない動きをする人が多いです。
エリアでエリアを塗らないのはおかしいし、ヤグラで乗らないのはおかしいし、ホコで運ばないのはおかしいですよね? 塗るため・乗る・運ぶためのキルがあるとは言え。
バイトの勝利条件は、時間内にノルマ数まで金イクラを回収し、かつ一人でも生存することです。負けるということは、全員死亡するか、時間内に金イクラがノルマ数まで回収できないことです。
金イクラを回収することと、味方を生存させることに貢献しない敵処理には、意味がないのです。
キンイクラを回収するためか、味方を生存するために動く。イカのすべての行動は、この2つに絞られます。この原則にもとづいて動きましょう。
回収すべき金イクラを取捨選択する
まず、金イクラの回収について触れましょう。
オオモノシャケ・キンイクラは、必ずノルマ数よりも多く出現します。ノルマ12-18程度に対して、30-40は出現します。
アルバイターは、30-40の金イクラ最大出現数に対して、取捨選択をして、12-18程度のノルマを達成するわけです。
ノルマを達成したら、もはや回収の必要はありません。前半でノルマまで回収して、あとは生存重視で逃げ回る。これは勝利パターン・定石ですよね。
逆に言えば、ノルマ達成以前の時間は、残りいくつの金イクラが必要か、つまり、何体のオオモノシャケをいつどこで倒すか意識する必要があります。
よくあるのが、残り20秒を切っても、金イクラを回収せず、目の前の敵を倒し続けたり、イクラコンテナから遠い敵を倒し続ける動きです。本人としては必死なのでしょうが……。
時間が少なくなったら、コンテナに近く、倒しやすいオオモノシャケを倒して回収してしまいましょう。
よくよく注意したい、この記事で主張したい最も大きなことの一つが、イクラコンテナと金イクラの距離です。
遠くの金イクラは回収する価値が低いです。だって回収するのに時間がかかるから。逆に、近くの金イクラは価値が高いです。
たまにいますよね、海岸付近・ステージ奥に出現した金イクラを見つけて、カモン!している人。目が¥マークになって、冷静さを失っているマンガのキャラっぽい。いや、それ回収できない(回収する価値が低い)んだけど……。
このことから、動かせる敵はイクラコンテナまで寄せてから倒した方が良い、と言えますね。
味方を死なせない、そのためにイクラコンテナを守る
勝利のもう一つの条件が、全員死亡しないということ。
アルバイトにおいて味方が死なないためには、守るべき場所があります。それがイクラコンテナです。
どんなに金イクラを出現させたところで、アルバイターはイクラコンテナに行かなければ回収できないわけです。
コンテナ付近に敵が集中していると、味方が金イクラを持っていても回収できません。コンテナを死守し、クリアな状態を保ちましょう。
それは、エリアキープ後に前線を上げるのと、ヤグラ乗った後に前に詰めるのと、ホコのルートを確保してあげるのと同じです。
バイトの「カウント」を進めるには、コンテナ周りの安全を確保してあげる必要があります。
コンテナを守るためには、どうすれば良いでしょうか。
当然、コンテナ付近で戦わなければなりませんよね。また、同時に死なないことも必要です。
コンテナを守って生存し続ければ、寄ってくるオオモノシャケの金イクラだけで大抵ノルマ達成します。
死なないと言っても、人間ミスはあるもので、どうしても死んでしまうことはあります。そんな時は、近くにいる味方に復活させてもらえば良いですね。つまり、味方を近くに置く動きをしましょう。
イクラコンテナ周辺には2人以上の人員を確保し、それ以上味方が離れていってしまったら、カモン!で呼ぶのです。味方がバラバラになってしまうのが、サーモンランの良くある負けパターンですね。
シンプルにまとめれば、奥に行くな、奥に行くやつはカモンで呼べ、ということです。
昼・オオモノシャケの処理順
以上の話を、より具体的にしていきましょう。まずは昼・オオモノシャケの処理優先度について。
タワー・カタパッドは、時間がないときには倒さない
タワー・カタパッドは、厄介な敵と教えられることが多いです。中級者の方は、それがどんな場所にいようと処理に行ってしまうんですよね。これは間違いだと思います。
タワー処理に行って、海岸に追い詰められて死ぬ味方を何度見たことか。コンテナ付近で死ぬならともかく、ステージ端で死ぬと残りの味方に負担をかけることになります。
この2体は、残り時間が半分以上残っているときには優先して倒します。逆に、それ以降は近くにいるのでなければ倒しません。倒す・回収する効率が悪く、ノルマ達成に寄与しないからです。
隙を見て、近くのカタパッドの片方に爆弾を入れ、攻撃を弱めるという手はアリですが。
「放置したらプレッサーやミサイルで死んでしまうじゃないか」という反論があるかもしれません。目立つ攻撃なだけに過剰に意識してしまうものです。
本当の死因は、その攻撃に、コンテナ付近の別の敵の攻撃が合わさることにあります。
コンテナ付近をクリアしていれば、プレッサー・ミサイル単体は脅威ではありません。また、仮に一人死んだとしても、コンテナ付近に人がいれば復活は容易です。タワー処理に行く人がいると、復活は厳しく、ジリ貧になります。
ただし、Wave前半時にタワー・カタパッドがいつもより多く湧いてしまった、残り30秒以上あるのに合計3体以上残しているときは、処理しないとキツいです。
自分のスペシャルがハイパープレッサーの人は、こいつらを倒してあげましょう。
タワーは最上部を狙わずに、常に下側を落とし続けていれば倒せます。
カタパッドは、2つのボックスの真ん中、本体の中心部を狙えばすぐに倒せます。
3Wave目の序盤、もしくは金網側に湧いてしまった時は、プレッサーを持っている人の出番です。
この2体には、ボムピッチャーも有効です。Rを長押しすれば、ボムを遠くに投げられるので、少し離れた場所から安全に処理できます。
プレッサーもボムピッチャーも、敵が大量に湧いてしまってから、残り30秒を切ってからでは使えません。
タワー・カタパッドに時間を奪われないために、余裕があるうちから積極的に使います。敵に打たされるのではなく、自分から打つイメージですね。
コウモリとバクダンをなめるな
イクラコンテナを守るのが大事、という話をしました。
コンテナを妨害してくるオオモノシャケは、主にコウモリ、バクダン、テッパン、ヘビです。このうち、テッパンとヘビは倒すよう意識している人が多い気がします。
ところが、コウモリとバクダンを甘く見ている人が多いです。
アメフラシとボムのダメージが想像しにくいんですよね。アメかボム+1攻撃で死んでしまうダメージがあるにもかかわらず。
また、この2体はガード範囲が広く、処理に時間がかかって敵がたまってしまうという悪影響もあります。見かけに反して凶悪です。
コウモリは、2回アメを降らせると移動し、味方・コンテナ付近へと移動してきます。付近にいる場合は優先して倒してしまいましょう。
倒し方は2種類です。簡単なのは、近づいてダメージを与え続けることです。ミサイルは無視。1-2ターンで必ず倒せます。
熟練者向けの方法が、ミサイルを打ち返すことです。コウモリが伏せている最中、砲台はミサイルを撃つ方向を探っています。砲台の動きを見て、まっすぐに打ち返せる位置へ移動できれば、打ち返すのは容易です。
バクダンは、コンテナ付近に残すと死因になる敵ナンバー1です。その鋼鉄の巨体と、発射するボムの制圧力が、味方の回収を邪魔します。
チャージャーなどの遠距離ブキが優先して倒すべき相手です。段差・高低差を利用すれば、短距離ブキでも倒せます。
バクダンを発射しようとしている最中にスーパーチャクチを当てるのも有効です。
タワー・カタパ以外は寄せろ
コンテナから遠い金イクラは回収する価値が低い、という話をしました。
ということは、寄せられるはずのテッパンやモグラをステージ端で倒すと、回収できるはずの金イクラの価値を下げてしまいます。見つけてその場で早く倒すことには価値がありません。
うっとうしくても、寄せてから倒しましょう。金イクラ3個の塊が自分についてきてくれると思えばいいのです。
同様の理論が、ボム、コウモリ、ヘビなどの敵にも当てはまります。彼らもテッパンやモグラほどではありませんが、味方をめがけて移動してくれるのです。
コンテナ付近に来たら倒せばいいだけなので、遠くまで行って処理する価値は基本的にないです。タワーやカタパッドのような遠距離攻撃もしませんし。
ただし、敵をコンテナへ寄せる話は、残り時間30秒を切る前の前半の話です。
後半で寄せすぎると危ないので、少し離れた場所で倒しておき、1個だけ回収して帰りましょう。倒したからと言って遠くで3個回収しようとすると、コンテナ付近が壊滅します。
夜・イベントの話
空が暗くなり海が緑に輝くと、夜、すなわち特殊イベントの時間です。だいたい6Waveに1回くらいの頻度で出現します。
夜に遭遇する機会は少なく、まともな経験なしにたつじんに上がってきてしまったんだろうな、という動きをする人をよく見かけます。
ヒカリバエ・ラッシュで前に出ない
たつじんで頻繁に目撃してマジでヤバいと思うのが、ヒカリバエ・ラッシュで前に出ることです。
コンテナから遠い場所で倒すメリットは何もありません。回収が大変になるだけです。また、ヒカリバエの対象が変わった瞬間に、前に出ていた人は即死するというリスクがあります。
もしそういう人がいたら、カモン!連打でコンテナ付近へ戻しましょう。
コンテナ付近で処理できているのに負けるパターンは、キンシャケが突っ込んできて落下させられ、そのまま連鎖的に全員やられることです。
味方がやられてしまったときは焦って復活させようとせず、スペシャルを使いながら目の前のラッシュを倒し、自分の身を守りましょう。自分が生き残っていれば、余裕ができた時に復活をかけられます。
キンシャケの体力が高いことはあまり意識されていません。雑魚はほっといても倒れるので、キンシャケに打ち込むためのインクを残すイメージで戦い続けましょう。
ちなみに、ローラーはラッシュにめちゃくちゃ強いです。コロコロ状態にして、ほとんど動かないくらいのイメージで待機していれば、雑魚は勝手にやられます。しかもほぼインクを消費しないので、ずっと続けられます。他の味方はローラーが倒せないキンシャケを倒してあげるだけで良いです。
ハコビヤにプレッサーを使え
ハコビヤの敗因は、金イクラの回収不足です。落ちた箱やそこから来る敵と戦うのは最小限にとどめ、常に空を見て回収に走り回りましょう。
簡単に金イクラを出現させ、かつハコビヤを追い返せるのがハイパープレッサーです。
この使い方を間違える人が多いです。ハコビヤの2回目の回収になって、ようやく危機を覚えてプレッサーを使い始めるけど、回収が間に合わない。または、プレッサーをダメージソースとしてのみ利用して、金イクラ出現に貢献できない。
正しいのは、1回目にハコビヤが寄ってくるときに、コンテナに来る「前」にプレッサーを発動すること。そして本体にダメージを与えつつ、上部のボックスが出現する部分に当て続けることです。
一回につき最低5個の金イクラを出現させられます。ハイプレを持った人がこの動きをできるかどうかで、ハコビヤの勝率は大きく変わります。
カンケツセンは開けすぎるな
カンケツセンは、各プレイヤーの理解度の差が如実に現れます。
まず、やみくもにカンケツセンを開けないでください。
開いてしまったカンケツセンからは、無限に雑魚が出現します。その処理に追われ、肝心のキンシャケが出てもまともにダメージが与えられず回収できないことが多いです。
最もギルティなのが、イクラコンテナ付近の通路でカンケツセンを開けること。キンシャケに攻撃を当てづらくなるのはもちろん、金イクラの回収の妨害になります。結果、味方が死ぬか、出現させた金イクラをタマヒロイに持って行かれるのです。
最も通路に関係ない場所、すなわちステージの端から開けていくのが定石です。
カンケツセンを開けると、緑の水が吹き上がります。その吹き出しの高さが、近くに当たりがあるかどうかの指標です。イカと同じくらい低いなら付近にはありませんし、コンテナ並みに高くなればその付近です。
端から開ければ、付近に当たりがあるのか、反対側なのか判明します。付近に当たりがありそうなら、その時点でカモン!をして味方を集めましょう。一人で打ち込み・回収できる量はたかが知れています。
キンシャケは出現したら、どこか別のカンケツセンを目指し移動していきます。
ここでも狙い目は、イクラコンテナに近づいた時です。近い時にどれだけ打ち込めるか、それが回収量を決めます。無条件にインクを切らして打ち込むのではなく、余力を残しておき、ベストな場所で全力で打ち込みましょう。
グリルは段差で差をつけろ
グリルは最も成功率の低いルールです。グリルを引いた時点で、もはや負けてもしょうがないと思っています。他のルールを安定させることを意識した方が効果があると思います。
大切なのは、狙われた人の動きです。これ次第で、味方がグリルを倒せるかどうかが決まります。
狙われた人は、味方に近づかないでください。他の味方に寄せてしまったら、味方が引かれるおそれがある上に、味方はグリルの背後を狙えません。味方とは位置取りがかぶらないけれども、コンテナに近い場所へ移動します。
そこで、グリルを「ウロウロさせる」のです。同じ場所を往復させ、背を向けさせることができたら、味方は簡単に倒せますよね。
ウロウロさせるには、段差を活用しましょう。グリルは段差や壁を登ってこられません。もし狙われたイカが段差・壁を超えたら、グリルはなめらかな地形を使って回り込んできます。
段差・壁を上り下り、飛び回っていれば、グリルは直接狙いと回り込みを繰り返します。これが右往左往、ウロウロさせるということです。
狙われた人がちゃんと誘導して、味方がそれを見てダメージを与えていれば、テンポよく倒せてノルマ達成できます。
逆に一回でも誘導をミスすれば、グリルが嫌な位置にとどまり、時間切れまたは全員死亡します。
一人味方が倒れてリズムが崩れた時も、復活させればワンチャンスはあります。ターゲットが誰か見極めて、連鎖的に死なないようにしましょう。
サーモンランでは、ハズレのルール・味方を引いてしまうことはどうしてもあります。そこで文句を言ってもしょうがありません。
どんなルール・味方であっても、金イクラ回収を意識し、コンテナを守る。そしてできるかぎり勝率を上げる。
それがサーモンランをガチで楽しむ方法ではないでしょうか。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。
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