どうも、木村(@kimu3_slime)です。
最近、例のアレカテゴリで「拳で抵抗する21歳ゲーム(拳でゲーム)」、「〜ゲーム」という動画をよく見かけます。
気になったので、その元ネタ・初出を調べてみました。
「拳で抵抗する21歳ゲーム」の初出・元ネタ
さて、まずは「拳で語る21歳」というネタがちょっと前に流行りました。「もちろん俺は抵抗するで?(どうやって?)パンッ 拳で。」というやつです。
現在流行っているのは、「拳で」を元ネタにしたゲームを遊ぶ動画で、ニコニコ動画に転載されたものです。複数人でプレイする会話ゲームのようですね。
画像引用:ホモと見る『拳で抵抗する21歳ゲーム』
[nicodo]sm32089694[/nicodo]最初に親が持つ手は4つ。「なんで」「ボール取って」「君たち何年生?」「もちろん俺らは抵抗するで」この中から1つワードを選び誰かを指差す。指された者が子となり、条件をクリアした後に親となる。「なんで」の場合「なんで」と言いながら誰かを指差す。「ボール取って」の場合「義務があるん?」と言いながら呆れポーズをとる。「君たち何年生?」の場合「21歳」と言いながら拳を合わせる。「もちろん俺らは抵抗するで」の場合全員が「拳で!」と言いながら立ち拳で抵抗し、「かっこええ」と言いながら着席する。【要約】「なんで」の場合は指された時点ですぐに親が渡り続ける。その他の場合は各アクション+セリフを挟んで次へ繋げる。これを間違える人が出るまで繰り返し、ミスした者が脱落。
要約すれば、ネタふりに対して決まった回答をできたら生存、間違ったら脱落というゲームですね。
この動画の初出ははっきりとしません。おそらくTwitterかと思います。
Twitterで「#拳でゲーム」を調べると、かねこ(@kaneko1220)さんなる人物が動画をアップしたのが最初のようです。
もっとも、アカウントと動画は削除されているため、現在は見れませんが。
みんな明日これしよ‼‼‼#拳でゲーム#KOBUSHI https://t.co/62meHOjqJQ
— みやもつ (@MRikuton) October 6, 2017
かねこちゃんのどんどん伸びてるスゲー…会ったこと無いけどスゲー… pic.twitter.com/FKrZoJ9bmG
— みやもつ (@MRikuton) October 6, 2017
https://twitter.com/kaneko1220/status/916156064344637440
その後、10月7日時点でTwitter、10月8日時点で「面白動画」として転載されているようです。
https://twitter.com/nihon_omosiro/status/916615805416214530
10月14日には、チャンネル「北の打ち師達」が「拳でゲーム」をルール説明つきで動画にしていますね。
「拳でゲーム」の参考になったと思われるのは、「ちんちん侍ゲーム」です。
これは飲み会や合コンのゲームとして、動画になる前からあったようですね。(参考:六本木で流行中の「ちんちん侍」ってナニ!? – 日刊SPA!)
指差しでネタを振る、ちゃんと返せなかったら負け、というのは全く同じですね。
「拳で抵抗する21歳ゲーム」の派生ネタ
「拳でゲーム」は、ニコニコ動画の例のアレカテゴリにおいて、改変ネタとして流行ってきています。
東山源次ゲーム、糞遊びゲーム、オルガ・イツカ死亡シーンゲームあたまわるわるゲーム、童貞無職貝塚勃起大物Youtuberゲーム、王道を征く24歳ゲームなど。釣りも混ざっています。
一番最初の改変は、東山源次ゲームでしょう。
参考:東山源次がニコニコ動画・淫夢においてブームになったきっかけは、パープル兄貴の熱狂だった
「なんで」「ボール取って」「君たち何年生?」「もちろん俺らは抵抗するで」「こ拳で」の代わりに、「結婚したのか?」「俺以外のやつと」「俺だと思ってた」「今夜は」「テレレレレ」が採用されていますね。
元動画の時点で、みんなが一斉に立ち上がるダンス、テンポよく特定のセリフを話すという面白さがあるんですよね。音MAD的なものがある。
だからこそ、それを東山源次に置き換えれば、それだけで音MADになったのでしょう。
音声素材さえあれば改変動画を作るのは比較的容易なので、ネタが派生していったのだと思います。
音と動きが面白いからニコニコ外部からネタを取り入れるという点では、新宝島を思い出しますね。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。