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スマホの通信制限に悩まない! 動画視聴に最適なポケットWi-Fi「UQ-WiMAX」とは?

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

スマホで動画を見ていると、月7GBの通信量で速度制限がかかってしまう…… そんな悩みを解決するには、ポケットWi-Fiがおすすめ。

今回は、僕が4年間使ってきたポケットWi-Fi「UQ-WiMAX(ユーキュー ワイマックス)体験談を交えて紹介します!

ポケットWi-Fiの使い心地

僕はニコニコ動画やYoutubeなど、毎日動画をたくさん見ます

標準設定の中-高画質(480pや720p以上)で動画を見ていると、1時間で1GBのペース、日に3GBの通信量を使うことも珍しくありません

となると、スマホ(携帯回線)の月7GBでは一瞬で速度制限がかかってしまいます。

 

そこで僕は、通信制限を気にしなくていいポケットWi-Fi「UQ-WiMAXを使っています。こんな感じの端末(HWD14)です。

横の大きさは財布・クレジットカードくらい、厚さは1cmくらいです。重さはスマホ本体と同じくらいでしょうか。

バッテリーは、常時オンの場合1日程度持ちます。スマホと同じくらいの持ちですね。旅をするときは、夜に寝るところで充電すれば十分です。

移動中にバッテリーを消耗するので、使わない間はオフにすると良いです。そうすると数日は持ちますね。

 

この端末には、いくつかの通信モードがあります。普段は、ハイスピードモードを使っています。

適当な野外(茨城県)で計測したところ、10Mbpsの通信速度が出ていますね。

高画質な動画であっても、十分に楽しめる速度です。さすがに光回線ほどは早く読み込まれるわけではありませんが。

ただし、このモードには3日累計で10GBを超えてはいけないという通信量制限があります。ユーザー数が多いので、混雑回避のためですね。

これを超えると、動画を見るのにギリギリくらいまで(1Mbps程度)速度が制限されてしまいます。

3日で最大10GBならば、1日3GB。僕がフルで動画を見続ける(1日4-5時間とか)のを3日続ければ、ギリギリ超えてしまうかなというペースですね。

普段は超えるかどうかを気にすることはありません。1日2時間程度なら余裕だと思います。

 

僕の端末には、ノーリミットという古い通信モードがあります。こちらは通信速度を計測してみたところ、1.5Mbps程度でした。

これは動画を見るのはギリギリ、といった速度ですね。通信量を全く気にしなくていいので使っていました。

ただし、ノーリミットモードは2018年に廃止予定のWiMAXという古い回線を使っていて、対応している端末も今は少ないです。

 

通信量は、端末だけでなくネット上でも確認できます。(家で固定回線を引いた関係で通信量0ですが)

僕は、月の通信量制限がない「UQ Flatツープラス ギガ放題」というプランで契約しています。月額4700円くらい払っていますね。一般的なスマホ・固定回線と同じくらいでしょうか。

 

1日2時間程度ならポケットWi-Fiのみで足りる

これからUQ-WiMAXを契約するならば、WiMAX2+という新しい回線(ハイスピードモード)が中心となります。

つまり、「3日累計で10GBの通信量制限」だけを意識する必要があります。いかがでしょうか?

動画に命をかけている、1日5時間以上安定して見続ける、といったペースで動画を見る方には、ポケットWi-Fiはオススメしません。大人しく固定回線を引いてください(笑)。

逆に言えば、1日2時間程度のペースで動画を見るなら、ポケットWi-Fiで事足りると思います。

スマホの1か月7GBは、ぶっちゃけ動画を見るなってレベルだと思ってます。ポケットWi-Fiで基準を「3日10GB(月間制限なし)」まで上げれば、動画を見ることへの心配はなくなるのです。

 

実際、僕は2年間程度ポケットWi-Fiのみで生活していた時期がありました(特に困らなかった)。

一人暮らしをする大学生は、固定回線を引くよりはポケットWi-Fiの方がオススメです。スマホだけでなく、ノートパソコンを外で使うときなど、持ち出しできるにポケットWi-Fiは便利なので

 

ポケットWi-Fiのメリット

スマホ(携帯回線)や光・固定回線と比べたときの、ポケットWi-Fiのメリットを紹介します。

 

契約が簡単、工事不要

UQ-WiMAXはネットから申し込みできて、2-3日すれば端末がダンボールで届き、その日から使えます

家で固定回線を引くときって、賃貸・アパートだと工事が必要になったりして、申し込みから使えるようになるまで1か月くらいかかったりします

やったことがある方はよくわかるかと思いますが、固定回線の契約ってマジで時間かかるしめんどくさいんですよ。勧誘も多かったりするし。

すぐにでも使いたい方に、ポケットWi-Fiはオススメです。

 

引っ越しに強い

また、ポケットWi-Fiは、引越ししても使えます。

住所変更の手続きは一応ウェブ上でやるべきですが、やらなくても普通に使えます。

都会に出てきてこれから引越しがありうる大学生や、転勤がありうる社会人は、ポケットWi-Fiをベースにしておくと動きやすいです。

 

カフェ・外出先での作業・通信に最適

引越しを気にしなくて良くなるのと同時に、出かけた先でたくさん通信することにためらいがなくなるのが嬉しいです。

ポケットWi-Fiを持つ前は、スマホ・携帯でネットは一応使っていましたが、動画を見るほど贅沢に通信をしていませんでした。端末を持てば、そんな心配はなくなりますね。

 

ポケットWi-Fiのデメリット

続いて、使ってみてわかったデメリットを正直に紹介します。

 

サービスエリア内であっても、鉄筋屋内・遮蔽物に弱い

WiMAX(ハイスピードモード・WiMAX 2+)は、山の上で使えるわけではありません。サービスエリアがあります。

画像引用:サービスエリア – UQ-WiMAX

これは人が多く住んでいるエリアを広くカバーしているように見えるのですが、都内であっても使えない場所はじつはそこそこあります

それは、鉄筋の建物内(と思われます)。WiMAX 2+は、現状では遮蔽物に弱いのです多くの建物では基本的に大丈夫なのですが、どんな建物も必ずつながるわけではないことに注意してください。

例えば、カフェやマクドナルドでは、窓際の席でないと電波が入らないことも。意識して窓際を確保すれば、ちゃんと拾えるんですけどね。建物が地下だと無理なことが多いです。

 

家で使うときも、場合によっては全く電波が入らないこともあります。僕がこれまで利用してた4軒のアパートのうち3軒では大丈夫でしたが、1軒ではダメでした。

自宅で使えるかどうか心配な方は、無料でお試しができるTry UQ-WiMAXを試してみてください。

 

これらの問題は、ハイスピードプラスエリアモードという通信モードを使うと解決します。屋内やWiMAX2+エリア外の田舎でも大丈夫です。実際、高知県の山間部でも余裕で使えました。

これはLTG(4G)という、携帯でも使われる回線を使っているためです。このモードを使うと追加で月1000円程度の料金がかかり、また月7GBというスマホ・携帯基準の通信量制限があります。

お金を払えば携帯のような回線が利用できるオプションがある、という認識です。普段はハイスピードモードで事足ります。

 

地下鉄・新幹線での移動中に弱い

正直痛いポイントが、ポケットWi-Fiは地下鉄・新幹線での移動中に少し使いにくいということです。

地下鉄の移動中はまず無理な印象です。これは僕の利用していた2014年頃、都内の地下鉄の話なので、今は改善されているかもしれません。

また、新幹線でのトンネルに差し掛かっているときも無理でした。地上だと大丈夫なんですけどね。

地上の電車・高速バスでは、移動中であっても普通に使えると思います(実際使ってました)。

 

リアルタイム通信が求められるオンラインゲームはできない

僕がポケットWi-Fi「のみ」では無理だなと思ったきっかけが、リアルタイム通信を求められるオンラインゲームをやりたいと思ったからです。

WiiUやSwitchで人気のスプラトゥーンというオンライン対戦ゲームをやりたくなったのです。

これはポケットWi-Fiでは無理でした(1試合すらプレイできずに、回線落ちします)。他のリアルタイム系オンラインゲームも不可能でしょう。

一方で、スマホ向けの(擬似)リアルタイム対戦ゲームは、ポケットWi-Fiで問題ありません。例えばシャドウバースや荒野行動はプレイできます

オンラインゲームをガチでやりたい方は、おとなしく固定回線を契約してください。ボイスチャットもそうですが、わりと強い回線がないとやり込めないので……。

逆にオンラインゲームをやらないなら、固定回線よりポケットWi-Fiの方がメリットが多いと思います

 

「UQ-WiMAX」の申し込みの手順・迷いそうなこと

僕がUQ-WiMAXを申込んだときは、端末やオプションがいろいろあって、登録するのに少し戸惑ったことがあります。

WiMAXを取り扱うサイトのひとつである「ブロードワイマックス」なら、シンプルで時間がかかりませんね

画像引用:ブロードワイマックス

端末はW05WX04のどちらでも良いでしょう(ホームルータータイプは持ち運びできません)。どの端末を選んでも値段は変わらない(端末0円)ので、性能が高い新機種・W05が良いと思います。(端末は記事執筆時点での情報で、変更がある可能性があります)

充電器は、なくても使えますがあったほうが良いでしょう。

もちろん、充電は本体だけのプランで可能です。ただし手段がUSBケーブルのみとなるので、コンセントに挿すだけで充電したいなら充電器が必要になります。僕は充電器ありのプランで契約しました。

クレードルというのは、屋内での通信を安定させる充電台のことですね。これはあってもなくてもどちらでも良いかなと思います。僕は持っていません。

料金プランは、デフォルトで選ばれている「ギガ放題プラン」で良いです。(ライトプランだと月7GBの制限があるので)

これだけ知っていれば、あとは名前と住所と支払い方法を入力するだけです。申し込みはだいたい5分で終わるのではないかと思います。

 

スマホの通信量7GB制限は、動画・ネットを楽しむためには十分な通信量ではありません

ポケットWi-Fiは、外でネットをたくさん使うための現時点で最良の選択肢だと思っています(それより良い回線は固定回線しかない)。

動画・ネットが好きな方は、ぜひ試してみてください。

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。

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