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ロックマン下ネタMADの王道 2007年から続く「ゼEROシリーズ」とは?

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

ニコニコ動画・例のアレカテゴリで、ゼEROシリーズと呼ばれるロックマンMADを見たことがあります。とくかく下ネタが多いやつです。(純粋なロックマンファンの方は閲覧注意。)

独自のファンや語録も生まれているようですが、なかなか分かりにくいシリーズではないかと思います。ニコニコ大百科の「ゼERO」を始めて見たときも、記述を読んでも理解できませんでした。

なので、ここではZEROシリーズを全く知らない人のための簡単な解説をしようと思います。

 

ゼEROシリーズとは

ゼEROシリーズは、ロックマンの下ネタMADの総称です。「ロックマンゼロ×エロ=ゼERO」ですね。「ロックマンSEエックス」という名称が動画タイトルに使われることも

ロックマンXシリーズ、ロックマンゼロシリーズ、ロックマンゼクスシリーズに登場するキャラクターであるエックスゼロが主人公となっていることが多いです。

その歴史は古く、2007年9月の「ロックマンX ゼERO」まで遡ります。

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ロックマンゼロアニメの音声を加工し、エロ、イきますなど意味深な音声を作り出し、音楽に合わせたMADですね。

何もないのに股間部分にモザイクをかけることで卑猥に見せるテクニックは、下ネタフラッシュを思い出す感じです。

また、ゼEROシリーズは単なるMADではなく、その中で物語があります。キャラクターが登場し、戦って果てるのです。

そのため、ロックマンゼロとは関係のない独自のキャラクター設定が生まれていきました。

これがニコニコ大百科の「ゼERO」で説明されている設定ですね。例えば、ロックマンゼロではレプリロイドだったものが、ゼEROではレプリエロイドになっています

 

なぜ、ゼEROシリーズは続いているのか?

下ネタMADというものは、2007年のニコニコ動画初期ならば伸びたでしょうが、2017年現在まで勢いが続いてるものはほぼありません。

2017年における例のアレカテゴリのMADは、淫夢、クッキー☆、syamuがメジャーですからね。

昔からあるちょっと危ないMADで言えば、レスリングMAD、エア本MAD、修造MAD、チャー研MADあたりが有名ですが、例のアレカテゴリにおける勢いは落ちてきています。

そんな中でもゼEROシリーズが生き残っているのは、作者がひとりで投稿を続けているからです。

普通のMADは、例えばレスリングMADなら、レスリングMADの作者は複数いるものです。ところが、ゼEROシリーズは(ほぼ)634さんのみが作っています。

画像引用:634さんのユーザーページ – ニコニコ動画

マイリスト「01 ロックマンXを愛する人へ[ゼERO]by634」と「02 ロックマンXを愛する人へ[ゼERO]by634」を合計した動画数は700以上。よくひとつの題材で飽きずに作り続けられるものです。

 

淫夢ネタ(bigyajue)を知っている人向けの入門編としては、「big_satanya」が見やすいですね。一転攻勢してレプリエロイドたちが登場します。「淫夢より下ネタがひどい」というコメントも。

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六つ子so happy」も似たような構成で面白いです。「霊夢 so クッキー☆」のリスペクトですね。

東方を知っている人は、「ロックマンSEエックス 東方ゼEROメドレー」がおすすめ。下ネタはひどいですが、普通に音合わせがうまい。

 

もっとゼEROの動画を見たい人は、「ゼERO」タグで再生数の多いものを見ると良いでしょう。再生数が多い=割とみんな馴染める程度の下ネタということですからね。

最後に、下ネタMADは万人向けではないので人に勧めるときは慎重に、特にロックマン原作ファンの方には迷惑をかけないように楽しみましょう。

 

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。