どうも、木村(@kimu3_slime)です。
Twitterで「しかし身体は闘争を求める→アーマードコアの新作が出る」というフレーズをよく目にします。
気になったので、その元ネタ・初出を調べてみました。
たつき監督がけもフレアニメから外れる
↓
けもフレ2期への不安が高まる
↓
どうしようもない気持ちを角川へぶつける
↓
新しい監督が誰であれ戦争勃発寸前となる
↓
体は闘争を求める
↓
フロムがけもフレとコラボする— べろ (@bero3342) September 25, 2017
「身体は闘争を求める→アーマードコアの新作」の元ネタ・初出
元ネタ・初出となったのは、2016年7月の次のツイートです。
PokemonGOが流行る
↓
ピカチュウやイーブイなど可愛いポケモンに癒される
↓
しかし体は闘争を求める
↓
鉄臭さが欲しくなる
↓
アーマードコアを買う
↓
アーマードコアシリーズの収入が伸びる
↓
フロムが新作を作る— konayuki57 (@konayuki0507) July 22, 2016
2016年7月といえば、ちょうどPokemon GOがリリースされ大人気になった時期ですね。(参考:ポケモンGO、7月22日ついに日本で配信が始まる – Huffpost)
「PokemonGOが流行る→」と矢印でつなぐ、風が吹けば桶屋が儲かる方式のネタツイートは、実は上のツイート以前に存在していました。
PokemonGOが流行る→歩く人が増える→靴底が減る→買い替え需要で靴屋ウハウハ
— いわとも@次はフロストバイト (@iwatomo3) July 14, 2016
それだけ、PokemonGOへの期待、流行ったらどうなるのか考えた人たちがいたわけですね。
確認しておくと、アーマードコアは最初に1997年に作られた、戦闘メカアクションゲームです。開発元はフロム・ソフトウェア。
当時としては優れたメカグラフィックが人気を集め、シリーズ化された作品です。しかし、2013年以降新作が出ていません。とはいえファンはいて、新作を望む声があるわけです。
なぜ流行ったか
ツイートが人気となった理由は、「ポケモンに癒される→しかし体は闘争を求める」にあるでしょう。
この切り替えの唐突さ、意味不明さが面白いわけです。しかしって何だよ。
実際、7月23-24日には、「体は闘争を求める」に対するツッコミツイートが多数生まれています。
結果、「ポケモンGOが流行る→フロムが新作を作る」この形式自体が流行ることになりました。
PokemonGOが流行る
↓
ヒトカゲなど炎タイプで熱くなる
↓
体は炎を求める
↓
むせるが恋しくなる
↓
装甲騎兵ボトムズのDVDとグッズ買う
↓
装甲騎兵ボトムズシリーズの収入が伸びる
↓
ボトムズの新作が作られる— ラビドリーCAT NINJA650乗り (@CatNinja650) July 23, 2016
ポケモンGOが流行る
↓
やくみつるがGOユーザーを軽蔑する
↓
GOユーザーがやくみつるを攻撃する
↓
戦いこそが人類の可能性だと見出す
↓
アーマードコアがやりたくなる
↓
アーマードコアが売れる
↓
フロムが新作を作る— string EnderIN=null (@enderIN7) July 25, 2016
その後、表現は若干変化しながら現在まで引き継がれて行きました。
https://twitter.com/batuACT3/status/788384276861464576
今では、「(話題になること)がある→身体は闘争を求める→フロムがアーマードコアの新作を作る」というテンプレになっていますね。
ほんわかした話題から、「身体は闘争を求める」というハードな世界観へ持っていき、無理やりアーマードコアというコアなゲームに持っていくのが面白いのでしょう。ギャップが良いわけです。
あらゆる文章を「疲れからか、不幸にも黒塗りの高級者に追突してしまう」につなげてしまうbotが人気なのにも似ていますね。
古くはにちゃんねるの頃から「風が吹けば桶屋が儲かる」ゲームは人気なわけです。
今回は、「体は闘争を求める」というキーワードがあったため覚えやすくなったのが人気の理由だと思います。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。
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