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「笑いのニューウェーブ・陣内智則」の元ネタ・初出は?

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

最近、Twitterやニコニコ動画で「笑いのニューウェーブ・陣内智則」という言葉をよく見かけます。

気になったので、その元ネタ・初出を調べてみました。

「笑いのニューウェーブ・陣内智則」の元ネタ・初出

元ネタとなったのは、お笑い番組「エンタの神様」における陣内智則さんの名乗り口上です。

画像引用:陣内智則 自動車教習所 – Youtube

新しい仕掛けを生み出し続けるのは、この男〜!

笑いのニューウェーブ 陣内智則

笑いのニューウェーブ」がキャッチフレーズの陣内智則さん、ということをわかりやすくアピールしていますね。

 

盛り上げていく冒頭の文章は、「新しい……この男〜!」を中心として、細かい部分が変化したバージョンがあります。

次々と新しい展開を生み出しているのは、この男〜!

次々と新しい仕掛けを繰り出すのは、この男〜!

今年も、新しい仕掛けをどんどん生み出していくのは、この男〜!

幅広い層から期待されているのは、やっぱりこの男〜!

新しい笑いの牽引者と言えば、やっぱりこの人!

今最も注目されているのは、やっぱりこの人!

 

どのように流行ったか

笑いのニューウェーブ 陣内智則」というフレーズ自体は、Twitterではかなり昔から定期的に使われていました。

少なくとも、2009年にはその書き込みがあります。

また、2014年の時点でも数百RTされるツイートがありますね。

 

最近のブームが起こったのは、2017年の10月頃から。

特に、10月10日前後に改変ツイートが大量に生まれています。

最も伸びているのは、黒塗りの高級車コピペ淫夢ネタ)と笑いのニューウェーブを組み合わせたもの。

「この男〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と伸ばしたり、大胆な空白を入れることで、ネタのインパクトが見えやすくなっていますね。

 

このツイート以降、改変ネタが大量に生まれ、ニコニコ動画でも10月15日頃からMADが作られています。

画像引用:笑いのニューウェーブ – ニコニコ動画

 

なぜ流行ったか

10月10日以前以降では、同じ笑いのニューウェーブでも、ネタにされ方が違っています。

その以前は、「笑いのニューウェーブ」単体が面白いよね、というツイートがほとんどでした。

しかし以降は、「笑いのニューウェーブ」と何かのコピペを組み合わせて面白くしよう、という流れになっています。

組み合わせが無数にあって、誰が最初に面白いネタをできるかという大喜利になったので、ここまで流行ったのでしょう。

これは「〜のここがすごい!〜のここがダメ!」や「素人おすすめ・崖から突き落として選別オタク」に似ている流れだと思います。

前半部分は人それぞれで自分の好きなネタを組み込むことができて、後半のオチはみんな同じ(流行りのネタだとわかる)。こういう形式はTwitterととても相性が良いですね。

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。

 

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