どうも、木村(@kimu3_slime)です。
Twitterなどで「インターネット老人会」という言葉を見かけ、気になったのでその元ネタ・初出を調べてみました。
もうね #インターネット老人会 の方々は、1/2、23:30からは #平成ネット史 でも見ればいいと思うんですよ。そりゃ、裏で放送しているバーチャルのど自慢も気になるでしょうが、私たちの青春はそこではないでしょう。正月くらい、青春時代に戻ったっていいじゃない。
— NHK 平成ネット史(仮) (@nhk_nethistory) November 23, 2018
Twitter「インターネット老人会」の元ネタ・初出
インターネット老人会という言葉は、Twitter上では2014年頃から登場しました。
次の記事では、「老人会をネットを駆使して行う」という意味でネット老人会という言葉が使われました。しかし現在の意味はこれとは異なります。実年齢が老人であるというよりは、インターネット歴が長いという意味合いの老人です。
ネットで老後をハッピーに 79歳の”ネット老人会”幹部が語った、シニア×インターネットの可能性 | ログミー[o_O] http://t.co/wfex6rDTir
— logmi [ログミー] (@logmijp) June 14, 2014
インターネット老人会だ
— てるろー (@terurou) December 8, 2014
インターネット老人会は、インターネットに関する懐かしい昔話をする集まりといった意味で使われることが多いです。
この意味のきっかけとなったのは、2015年6月に愛知県で行われた「2000年ごろのインターネットを懐かしむ会」というイベント。
週末の #インターネット老人会 の資料を作ってたら、こういろいろな思いが到来している。 pic.twitter.com/DPStxgRfyQ
— mzp (@mzp) June 24, 2015
この会はリアル・ローカルに行われたものでしたが、ハッシュタグ「#インターネット老人会」がTwitterユーザーの興味を引いたのでしょう、イベントの参加者以外もこのタグに思い出を投稿していく流れができました。
参考:どれもこれも懐かしすぎるだろ…… Twitterハッシュタグ「インターネット老人会」で時の流れを実感する – ねとらぼ
登場するキーワードとしては、テキストサイト、あめぞう、パソコン通信、ダイヤルアップ、ADSL、フロッピーディスク、おもしろFLASH倉庫、Windows(2000あたりまで)などが多いでしょうか。
ピーガコガコガコ
ピコーンピコーン
ゴゴゴゴゴ
ザァァァァァァァァァァァ #インターネット老人会 pic.twitter.com/HC4bCglfmJ— RAVE-N@虹色ちくわステーキ (@_RAVE_N_) June 28, 2015
#インターネット老人会 これとか pic.twitter.com/PqLvz2gthT
— マッキー@年賀状 (@pokeshima) June 28, 2015
https://t.co/tNi04HDUn7 #インターネット老人会 pic.twitter.com/nFcegpsqu7
— たび (@mesotabi) June 28, 2015
何について調べますか?
エクシーズ 倒し方
ヒットしませんでした#インターネット老人会何?お前はなにかを調べるために存在するのではないのか!? pic.twitter.com/PCC3ydYldX
— あらゆることに驚く勝鬨bot (@katidokibot) June 28, 2015
どの年代が老人会であったか、知識によってインターネット老人を決めるのは、無粋だと思います。
「老害!老害!」と言ってた世代がいざ自分達がそうなったらインターネット老人会と綺麗な言葉で称してるの、常に自分達が世の中の本流だと信じてるからなんだよな
— じんちく (@can_chiku) February 16, 2018
あまり枠を狭めれば、それこそ老害というスラングで批判されるでしょう。
発展のきっかけとなった「インターネットを懐かしむ会」というコンセプトを引き継ぎながら、インターネット老人会という言葉が続けば良いなと思いました。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。