ぼくは、最近「アナタドウ?」というブログタイトルにしました。
「人のモンタージュに何を見る」、「ヒトモン – 人々のモンタージュに何を見る」を経て、「アナタドウ?」にたどり着きました。
今の「アナタドウ?」というタイトルは気に入っています。ですが、なんでブログのタイトルを「アナタドウ?」にしたのか、根拠が明確に思い出せないのです。今回はそれについて少し考えてみます。
わかりにくいタイトルをやめたくなった
「人のモンタージュに何を見る」というタイトルは、何となくで決めました。ブログを書き始めたばかりでは、どんなタイトルにしたらいいかわからない。人と人がつながりあったときに起こる現象に興味があるよというつもりでつけたと思います。ですが、わかりにくいんですよね。
短くて覚えやすい方がいいということを、現実世界でブログのタイトルを声に出して伝えるときに感じました。”人々のモンタージュに何を見る”では、「何て言った?」と聞き返されてしまいます。
その後、「ヒトモン」と略すようにタイトルを変えました。ただ、「ヒトモン」は、一悶着みたいで音が悪いし、略さないときにも意味がわかりにくい。そのように友人からツッコミを受けました。その通りだなあと。
サーバーを取ったのが、タイトル変更のきっかけに
この頃、サーバーとドメイン名が安く利用できるキャンペーンが、10月末までやっていました。もともと広告を消したいと思っていたので、とりあえずサーバーを借り、ドメイン名とブログ名をどうしようかと唸っていました。
ドメイン名は、個人名が反映されていて、かつ短いもの。そして、“kimu3.net”に決めました。それほど悩みませんでした。
悩んだのは、ブログ名です。「ヒトモン」から変えたいと思いながらも、どう決めたら良いかわからない。「ブログタイトルの決め方」といったワードで検索したり、ぼくが読んでいるブログのタイトルを眺めていたりしました。
ぼくのブログの特徴は何だったのだろう
「タイトルを決めなくては!」と思ったのは、キャンペーンが切れる10月末が近づいてきたからでした。
それまではじわじわと考えていましたが、ちょっと集中して考えようと。
まず、タイトルには、ぼくのブログに対する意識を反映させたいと思いました。
らふらく^^さんのブロガーポジショニングマップで、専門性よりはコラム的と分類されていたことを意識していました。ブログ意識の分類をされていて、ぼくのブログも取り上げられていたら、参考にしないわけがないですね。
じゃあ、ぼくにとっての「コラム的」とは何だろう。それが明確に伝わると良いだろうなと。
そして、過去のブログ記事を見てきて、書き上げて良かったと思う記事を探しました。
こういう文章は、素直な自分の気持ちがしっかりと反映されているなあと。それでいて、あんまり「あなた」意識のブログって見かけないよなあと。これはぼくの特徴なのだろうと、自信をもちました。
「ぼく」より「あなた」を先に置きたい
仮に「木村すらいむの日記」というタイトルにしたら、ブログ内容のメインになるのは「木村すらいむ」でしょう。
ぼくはそこに違和感を覚えました。
ブログ=タイトル+記事 と分解したとき、記事が占める割合は大きいです。そして、読者であるあなたは、ぼくのブログ記事に直接的に参加できるわけではありません。そうなると、ブログ全体はぼくの側に寄った内容になってしまいます。それは望みません。
だったら、タイトルの時点で「あなた」を先に置いて、そこからぼくの話を記事ですればいい。「あなた」のことを重視しているならば、その重視していることをタイトルで伝えてしまいたい。
素の自分がブログタイトルに
「きみはどうなの、例えばぼくはこうなんだよ」というスタイルの問いかけを、仲間とサシで話したときによくします。それは素の自分の問いかけ方です。
それがそのままブログを書くスタイルになれば、きっと楽だろうし、楽しいなと。その問いかけを、そのまま単語としてもってこれないか。
そうして、「アナタドウ?」というタイトルに出会いました。
そんなところですかね。いかがでしたか。
新しいブログに出会ったときに、タイトルと記事の内容の関係を見てみると楽しいと思いますよ。
あなたの反応をお待ちしております。木村すらいむでした。ではまた。