どうも、木村(@kimu3_slime)です。
Amazonプライムビデオでアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」の第2話「再会の魔女」を見ました。そのあらすじ・感想をまとめます!
参考:「異世界召喚されたのに、活躍できないのかよ!」 リゼロ1話前半のあらすじ・感想・考察、主人公は1話にして2回死ぬ リゼロ1話後半のあらすじ・感想・考察
サテラは、嫉妬の魔女の名前だった
死ぬような苦労をしてサテラに出会ったスバルでしたが、当のサテラは「どうして私を嫉妬の魔女の名で呼ぶの?」と怒って答えます。あれれ?
サテラという名前を教えられたはずですが、サテラという名前ではなかったようですね。本当の名前はなんでしょうか?
サテラは、嫉妬の魔女という魔女の名前でした。どんな魔女なのかわかりませんが、とにかく不吉だということは常識になっているようです。ハリー・ポッターの「名前を言ってはいけないあの人」かな?
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
現実世界と異世界の常識の違いがはっきりと表れるシーンは面白いですね。常識だからこそ、話し合う余地がなく、置いてけぼりにされる。
今回は、「サテラ」という名前を教えた(はず)なのは銀髪の少女自身なのですから、スバルからすればたまったものではありません(笑) 1話前半で精霊パックが「趣味が悪いよ」と少女にこっそり言っていたのは、このことだったんですね。
「死に戻り」の命名・運命は変えられるか?
スバルと少女がもめているうちに、徽章はフェルトに盗まれてしまいました。そして、また盗賊三人組に出会い、今度は殺されてしまいます。
亡くなってアニメは終わり……ということもなく、またリンガ屋の前へ。これで3回目の死亡ですね。スバルは3回リンガ屋のオヤジに会っていますが、オヤジは「スバルと会うのは初めてだ」と答えます。やはり記憶・経験はリセットされているようです。
ここにきて、スバルは考察を始めます。食べたはずの食べ物は未開封で残っているし、ついたはずの傷はきれいになくなっている。この現象は何なのかと。
そして、スバルはこの現象を「タイムリープ(タイムスリップ)」だと結論づけます。特に、「死ぬたびに初期状態に戻る」から、「死に戻り」と命名。名付け親はスバルだったんですね。やはりスバルは考察好き。
さて、「死に戻り」は作品を通して鍵となる謎の現象です。死に戻りが起こる理由は、スバルが異世界にやってきた理由と同じくらい謎ですね。ゆくゆくその秘密は明かされてゆく……のでしょうか。
現時点では、「死に戻りを利用して、銀髪の少女を助ける」という活用法が思いつきますね。死んだ時に戻る地点リンガ屋は、いわばセーブポイント。回数制限が何回あるのかわかりませんが、クリアできるまでリトライできるわけです。すごくゲームっぽいですよね。
スバルがサテラ(仮)を助けようと思うのは、なぜなのでしょうか。
もちろん、大切な徽章を探していて忙しいにもかかわらず、見ず知らずの他人である自分を助けてくれたこと、その借りもあるでしょう。
しかし、今回はもう一つ理由が加わります。スバルは、サテラ(仮)が殺されてしまう未来を知っているのです。
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
スバルがリンガ屋に会ったあと、サテラ(仮)は徽章をフェルトに盗まれ、ロム爺のいる盗品蔵で取引が行われ、そこでナイフ使いのエルザに殺される。ここまでのスバルの繰り返しの体験は、細部が違うもののほぼ同じです。
繰り返してもほぼ同じ事実が繰り返されることは、「歴史・運命の強制力」とスバルは形容しています。繰り返しの時点で、サイコロを振るようにランダムで毎回大きく変わるということもありえそうですが、死に戻りではそういうことは起こらないということです。
逆に言えば、変えられないことが大半ということが確定します。
でも、一回知り合ったいい人が、殺されるとわかってて何もしない……そんな選択、取れませんよね。死んでしまうことに対してスバルは責任を負っていませんが、自分のせいではなくても後味が悪い。運命を変えようと、スバルは走り出します。
剣聖・ラインハルトの登場
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
そしてまた盗賊三人組に遭遇。「おまわりさーん!」と情けない声で叫ぶも誰も来ず……と思いきや、赤髪のイケメンが登場。
盗賊たちは、竜の爪痕が刻まれた騎士の剣を持つ彼を、剣聖・ラインハルトと呼びます。有名人なのでしょうか。
ちなみに、彼の自称ではないようです(笑) 良家の生まれですが、期待が重すぎるようす。騎士だからといって、性格までかしこまっているわけではなく、極めてフランクで、スバルも軽くドン引き。
スバルはサテラ(仮)を助けるのに協力して欲しいと頼みますが、ラインハルトも忙しいようで、「盗品蔵に近づくな」と伝えておいてくれと頼むにとどまります。
……このシーン、初めて見たときちょっとラインハルトは怪しいなと思ってました。正義のふりをしてスバルを助けて、情報を集めてエルザに渡しているんじゃないか……?とか。結果は先を見ればわかります。
あたし一人なら、無理すりゃやってけねーこともねーだろうけど
再び貧民街へ向かうスバルは、フェルトの家にたどり着きます。木造でボロボロ。
しかし、フェルトはプライドを持っています。貧民街に住む人々を、口先だけで強くもなんともない、性根のしみったれた人生の負け犬どもと形容。口が汚い(笑)
こんな路地裏で一生を終わらせる気はない。そのために、盗人稼業をやっているわけです。
(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
フェルト あたし一人なら、無理すりゃやってけねーこともねーだろうけど……。
スバル 一人なら……?
フェルト なんでもねえよ!
どうやらフェルトは、自分のためだけでなく、ロム爺のためにも稼ごうと考えているようですね。態度はぶっきらぼうでツンツンしてるけど、根はやさしいええ子や……。守ってあげたいこのフェルト。
ということで、ミーティア(携帯電話)を使ってフェルトと交渉し、なんとか安全に徽章を取り戻そうとします。
しかしながら、スバルは詳しく話しすぎます。「聖金貨20枚で手を打っておかないとヤバイ」と警告するスバルに対し、なんでそんなことを知っているんだと疑われてしまう。
死に戻りで情報を手に入れたのはいいのですが、情報は出せばいいというものではない、使い方によっては不利になってしまうものだということがわかりますね。今日の交渉テクニック講座。
スバルも冷静ではありません。いつエルザがやってきて殺されるかわかりませんから。
そんな中で扉が開き……またエルザか、と思いきやサテラ(仮)!
タイトル「再会の魔女」回収です。そもそも、彼女は魔法使いではありますが、(嫉妬の)魔女なのかどうか。
現時点でのスバルに対するサテラ(仮)の心証は悪いですが、信頼関係を取り戻すことはできるのでしょうか? 次回に続く。
2話感想まとめ
2話の重要なポイントは、死んでも生き返る謎の現象(死に戻り)にスバルが気づいたことだと思います。
サテラ(仮)やフェルトは、いいやつだけれど、殺されてしまうかもしれない。それを自分だけが知っている。そのことがスバルを駆り立てるのです。
サテラ(仮)に対しては、もちろん恩義を感じるから助けるという面もあるでしょうが、親しくなった人を放っておけない人柄なんですよね、スバルは。ひきこもりだけれど、人を思いやる心があって、行動力もある。ないのは魔法に勝てる力くらいでしょうか。なんでひきこもってたんだ……?ってツッコミたくなるくらい仲間思い。
また、サテラ(仮)の好感度が低いのも個人的に楽しめるポイント。女の子は怒ってるのもまたかわいい。1話の好感度はゼロからプラスへという感じでしたが、2話ではゼロからマイナスに向かいましたからね。
同一人物の相反する態度が見れるのは、リゼロの楽しみポイント。ノベルゲームでバッドエンドとグッドエンド両方見れるみたいなやつ。
3話でマイナスからゼロ・プラスへ持っていけるでしょうか。次回が楽しみです。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。
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画像引用:Re:ゼロから始める異世界生活 – アマゾンプライムビデオ
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