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死に物狂いで得た、彼女の笑顔と名前 リゼロ3話あらすじ・感想・考察

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

Amazonプライムビデオでアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)」の第3話「ゼロから始まる異世界生活」を見ました。そのあらすじ・感想をまとめます!

1話:「異世界召喚されたのに、活躍できないのかよ!」 リゼロ1話前半のあらすじ・感想・考察

前回:未来を知っているのは、死に戻ったスバルだけ。リゼロ2話あらすじ・感想・考察

 

壁を走る変態・エルザの不気味な動き

夜がやってくる前に、盗品蔵に集まることができたスバル・フェルト・サテラ(仮)。しかしながら、すぐに徽章を狙いにエルザがやってきてしまいます。

今回は夜になっていないので、まだサテラ(仮)は精霊パックを支えるようす。夕方5時になると使えなくなるって制限が強くないですかね……。

そして、エルザとの戦闘に。必然的に、その場で最も力のありそうなサテラ(仮)が氷の魔法で応戦します。

しかし、割とあっさりやられる。氷の魔法とパック弱くない……? いや、エルザが強すぎるのかもしれません。壁にはりついてクモみたいな動きをするし、もう人間じゃない。不気味すぎる。

足に氷を食らって万事休すと思いきや、足の裏の皮膚を剥がしてでも回避しますからね。パックも時間切れ。ウルトラマン並みに短い。

(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

その後、ロム爺は戦うもダウン、スバルは時間稼ぎをして、なんとかフェルトだけ逃がします。

 

腸狩りエルザと、怪物狩りラインハルトの対決

スバルはサテラ(仮)の姿を見て、何のためにここまで戻ってきたのかを思い出し、危険を顧みず戦います。しかしエルザはやはり強い。負けてしまう……そこに、「そこまでだ!」という男の声が響く。

(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

もうこのイケメン主人公だよね……。暗闇の中、唯一月明かりでライトアップされてます。

ラインハルトは、フェルトが助けを求めながら外へ走っていたところで出会ったんですね。つまり、フェルトだけは逃すというスバルの作戦が役立ったわけです。

ラインハルトによると、エルザは腸狩り(はらわたがり)と呼ばれる危険人物で、王都の中でも有名らしいです。そんなことを知っている彼自身は、怪物狩りを専門としています。

ラインハルトが持ち歩いている剣は、「抜くべきときしか抜けない」剣。中二病ファンタジーあるある(笑)  ラインハルトのスペックは、最強系中二病キャラまさにそのものだと思います。本当に強いので、中二病と呼ぶのは適切ではないですが。

戦闘の間、サテラ(仮)は倒れているロム爺を治療します。回復魔法もあるんですね。

あれだけ苦戦していたエルザの攻撃を、いとも簡単に振り払うラインハルト。そしてお互いに名乗りあって、最後の一撃。衝撃で家が吹っ飛ぶ(笑)

そこには、エルザの死体の影もありません。あれ、これ生存フラグじゃ……?

 

サテラ(仮)の本名は、エミリア

やった、ハッピーエンドじゃん。

と思いきや、瓦礫の山からエルザが急に襲ってきました! やっぱり生きてるじゃないか。すさまじい執念です。

ラインハルトはエルザを抑止。「それまではせいぜい、腸をかわいがっておいて」と言いながら退散するエルザ。どんだけ腸フェチなんですかね……。

落ち着いたところで、改めてサテラ(仮)に自己紹介するスバル。命の恩人を自称して、調子に乗っていますね(笑) 実際そうかもしれませんが。だから、願いをひとつ聞いてほしいと要求します。

「わかってるわよ! 私にできることならって条件つきだけど」ん? 今何でもするって

スバルの願いは、サテラ(仮)の名前を教えてもらうこと。そんなことか、と彼女は笑います。

(c)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会

ふふっ。……エミリア。私の名前はエミリア。ただのエミリアよ。ありがとうスバル。私を助けてくれて。

サテラ(仮)の本当の名前は、エミリアでした。エミリアマジ天使。リゼロの笑顔シーンはほんとかわいい。これでようやく一区切りです。

スバルが戦いのダメージで気絶してしまった後、スバルの処置をどうするか、エミリアがラインハルトと話し合います

ラインハルトは彼女をエミリア様と呼ぶことから、お互いに知り合いであること、エミリアがそこそこ良い身分であることがうかがい知れますね。

結局、スバルはエミリアが引き取ることに。エミリアがスバルに会ったのはここが初めてのはずなのに、どうして彼は最初からエミリアのことを知って行動していたのか。スバルしか知らない、死に戻りが原因ですね。その謎を解き明かすためにも、エミリアはスバルと話をする必要があるでしょう。

ラインハルトは、仕事(王家の騎士)である以上、ロム爺・フェルトのような盗人は見逃すことができないはず、と尋ねるエミリア。しかし、「あいにく今日は非番だから」と見逃すラインハルト。粋すぎる!

エミリアとフェルトも仲直り。命の恩人だからと、フェルトは盗んだ徽章をエミリアに返します

お互い身寄りが少ないようで、フェルトにとってはロム爺はじいちゃんのようなもの、エミリアにとってパックはただ一人の家族のようです。フェルトはともかく、なぜエミリアには家族がいないのでしょうか? 今後が気になります。

ラストのシーン、徽章が輝いているのを見て愕然とするラインハルト。今まで冷静だっただけに、あわてているのに驚きます。

そして、フェルトの身柄を拘束することに。先ほど捕まえないと言ったばかりなのに、騎士であるラインハルトが前言を撤回するということは、よほど徽章が輝いたのが重要だったのでしょう。フェルトは子供の頃に貧民街に預けられたが、本当は王家の血筋か何かなのでしょうか? 少女を眠らせて連れ去るラインハルト……完全に誘拐犯だ。

 

3話感想まとめ

3話では、スバルは通算3回死んで、ようやくハッピーエンドにたどり着きました。エミリアもスバルを命の恩人と認識していますし、関係性も良い感じ。

今回良いなと思ったのは、家族(のような存在)のために戦うというテーマです。

例えば、フェルトとロム爺の関係。フェルトが「助けてくれ!」と叫びながら走っても、貧民街の家に住む人々は窓を閉じて、「怖いなあ、とづまりしとこ」という態度。そんな中で、ミルクを飲みながらバカみたいな話ができるロム爺は、本当の爺ちゃんでないかもしれませんが、爺ちゃんのようにありがたかったでしょう。だから、彼女は危険を冒してでも盗賊稼業を続けるのです。

この二人の関係は、スバルとエミリアにも当てはまると思います。いきなり異世界に飛ばされたスバルは、いわば身寄りを失った存在。街ゆく人は、文無しだから・不思議な見た目をしているからと相手にしてくれません。そんな中で、見ず知らずの自分を助けてくれたエミリア。スバルにとって、彼女は家族のような存在になったのではないでしょうか。だから、死ぬような目にあって、得られたのが彼女の名前と笑顔だけでも、満足できるのでしょう。

3話にして、ウェブ版第一章 怒涛の一日目を終わらせた形になります。

この異世界のことが、少しずつ分かってきたような気がしますが、特にエミリアとラインハルトの素性については謎が多いです。また、死に戻りの扱いが今後どうなっていくかも気になりますね!

 

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。

 

 

 

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画像引用:Re:ゼロから始める異世界生活 – アマゾンプライムビデオ

 

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