Twitter「予防的ブロック」の意味・初出・元ネタは？

どうも、木村（@kimu3_slime）です。

最近、Twitterで「予防的ブロック」という表現を目にしました。

その意味は、「危険と思われるアカウントに接触する以前に、あらかじめブロックしておく」というものでしょう。先行ブロックとも言われますね。

気になったので、その初出・元ネタを調べてみました。

わざわざ「罪を憎んで、人も憎む」とbio.に書いてる方を予防的ブロックしました。

— 伊藤剛 (@GoITO) May 18, 2017

「予防的ブロック」の初出・元ネタ

Twitterの黎明期である2008年にはすでに「予防的ブロック」という言葉は存在しました。自然発生的なものみたいですね。

フォローされてないけど6,7もあったので予防的ブロックした

— Akihiko Koizuka (@koizuka) September 13, 2008

類似の表現である「予防ブロック」も2009年には登場しました。

予防ブロックを推奨 RT @ts_tweet: あー。ついにこういうノイズも出始めた。http://twitter.com/infomaterials

— fumitake1969 (@fumitake1969) October 9, 2009

「先行ブロック」も2009年に登場。

https://twitter.com/Seventale/status/1834806271

最初の頃は、スパムアカウントへの対処として予防的ブロックが行われていたようです。

現在のように、「スパムアカウントとして通報」の機能が充実していなかったのでしょうか。

時間が経つにつれ、面倒くさそうな人、自分の思想に合わない人をあらかじめブロックする使い方が主流になっていきます。

クソリプを予防する目的もありそうです。（参考：Twitterで240万人をブロックする男『おふがお』氏インタビュー）

2010年からツイッターやってて、初めて先行ブロックというものをかけました。
外国語の海で溺れながらがんばって掘り出してきた情報を、邪悪な差別主義者にここまでコケにされて、さすがに我慢できませんでした。対話が通じる相手とは思えません。
目の前にいる日本の敵は、こういうのでしょう。 pic.twitter.com/xAYmUlp0ey

— 須藤玲司 (@LazyWorkz) August 6, 2017

マンガ評論家の伊藤剛（@GoITO）さんは、2011年から「予防的ブロック」に関する多数のツイートをしていて、この言葉が広がるきっかけになっていそうです。