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「この中に〜はいるか 連れて行け」の元ネタ・初出は?

どうも、木村(@kimu3_slime)です。

最近、Twitterで「この中に〜はいるか 連れて行け」という言葉をよく見かけます。

気になったので、その元ネタ・初出を調べてみました。

「この中に〜はいるか 連れて行け」の元ネタ・初出

「この中に〜はいるか 連れて行け」の元ネタ・初出となったのは、「プログラマー狩り」と呼ばれる大喜利と言えるでしょう。

これは2012年、2014年、2017年と定期的に流行っています。

参考:プログラマ狩り – Togetter

 

現在の形のテンプレート、#プログラマー狩りというハッシュタグが生まれたのは2014年ですね。

参考:#プログラマー狩り until:2014-11-15 – Twitter検索

 

2017年10月のツイートは1万RT以上され、現在までいたる派生ネタを引き起こしています。

参考:#プログラマー狩り #プログラマ狩り タグ2つ用意する時点で隠しきれぬ職業臭 100いいね以上まとめ – Togetter

いずれにせよ、「プログラマーと一般人の違い、プログラマーにしかわからないネタ」を混ぜ込んでいく大喜利になっていますね。

「ここに◯はいるか?」

ABC「いません」

A「普通の答え」

B「普通の答え」

C「◯◯を知っている答え」

「いたぞ、連れて行け」

これが共通するテンプレですね。細部は改変されることが多いです。

 

2014年のブームのときは、#音ゲーマー狩りが#プログラマー狩りに先行しています。

https://twitter.com/dogmadd5/status/530315644080640002

参考:#音ゲーマー狩り until:2014-11-07 – Twitter検索

 

まとめると、

2012年:「その国では大規模なプログラマ狩りが行われていた…」コピペが生まれる

2014年:#音ゲーマー狩り#プログラマー狩りのハッシュタグが生まれて流行る

2017年10月:再度「#音ゲーマー狩り、#プログラマー狩り」が発掘され、一般化する

という流れですね。

 

プログラマーや音ゲーマーは、一般の人には通じないあるあるネタを持っていて、Twitterでも彼ら同士の連携は強いです。そのため、ハッシュタグを使ったネタがその内部で流行っていたのでしょう。

流行った結果、「プログラミング・音ゲームという中身を入れ替えれば他のコピペも作れるのでは?」と気づく人も出てきて、改変ネタが広がったのだと思います。

木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。

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