どうも、木村(@kimu3_slime)です。
「ウメハラが決めたぁーっ!」など、プロゲーマーのウメハラさんのMADが2007年頃からニコニコ動画で人気です。ウメハラは何も悪くない……
[nicodo]sm7687996[/nicodo]MADでネタにされていることのほとんどは、実はウメハラさん本人の言動が元ネタではありません。改めて、ウメハラさん関係のネタ・名言をまとめてみたいと思います。
ウメハラとは
ウメハラ(梅原 大吾 / うめはら だいご)さんは、おそらく日本で最も有名なプロゲーマーです。特に、ストリートファイターシリーズなどの2D格闘ゲームを専門としています。
海外の数多くの大会を制覇し、「The Beast」の愛称でも親しまれていますね。(参考:http://www.daigothebeast.com)
アメリカのゲームデバイスメーカーの「Mad Cats」とスポンサー契約を結んでいます。(参考:格闘ゲームの神,ウメハラ氏が米Mad Catzと契約。プロゲーマーとして活動を開始 – ITmedia)
ウメハラさんのファンは多く、「2D格闘ゲームの神:ウメハラ氏応援サイト」と言っためちゃくちゃ詳しいファンサイトも作られているくらいです。
ウメハラMADの元ネタ
電波実況「ウメハラが決めたぁーっ!」
ニコニコ動画のウメハラMADを生み出した元凶は、2007年3月6日に投稿された「電波実況 「ウメハラがぁっ!!!決めたぁぁーっ!!!」」です。
元動画は、「闘劇2003」GGXX大会のようですね。
[nicodo]sm5941[/nicodo](バシュン!!)ウメハラがぁ!!! 捕まえてぇぇ!!! ウメハラがぁ! 画面端ぃぃっ!!!! バースト読んでえぇっ!!!まだ入るぅぅ!! ウメハラがぁっ!!!! ・・・つっ近づいてぇっ!!! ウメハラがぁ決めたぁぁーっ!!!!
ウメハラさんの対戦動画に、めちゃくちゃ熱い実況解説が入っています。そして、ウメハラさんの音声は一切入っていません。言葉を溜めながら実況を入れるのがテンポが良いんですよね。
タグもこのネタだらけ。「バシュン!!」から読み始めると思いです。
A「ウメハラがぁ!」B「画面端ぃ!」A「バースト読んでぇ!」B「まだ入るぅ!」と掛け合いに使えます。
この動画がウメハラMADの元ネタのほとんどです。深刻な素材不足ですね。伯方の塩と似た素材の使い方です。
参考:はかたのしお!「伯方の塩」MADの元ネタ・なぜ流行ったか?
[nicodo]sm9134888[/nicodo] [nicodo]sm7882192[/nicodo]
そういうゲームじゃねえからこれ!
ここからは、ウメハラMADとは関係ありませんが、ウメハラ関係の人気ネタを紹介します。
ウメハラさんと「こくじん」さんの対戦動画から。
[nicodo]sm80127[/nicodo]弱すぎなんだけどマジ! 誰こいつを神って言った奴は! 誰だよこいつを神って言った奴は出てこいよ! ぶっころしてやるよ俺が! よーえーなまじ神神とか言ってまじで!逃げてるだけじゃねえか! そういうゲームじゃねえからこれ!
ホッヒヒ!
こくじんさんとウメハラさんは友達で、だからこそこれだけ悪役らしい煽りができるわけですね。
「そういうゲームじゃねえからこれ!」は、非正規の方法でゲームを攻略している動画に対しても使えて、汎用性があります。物売るっていうレベルじゃねぇぞ!
レッツゴージャスティーン!
ウメハラを「The Beast」として世界で有名にしたきっかけとなる対戦動画。
ストリートファイターIIIの日米大会準決勝で、ジャスティン・ビーバーさんとの対戦ですね。
レッツゴージャスティーン! しゅんご~い(^q^)
「負けたな……風呂入ってくる」「ウメハラは1戦目遊ぶからな」との定番コメントから、逆転劇を見せるのがウメハラがプロゲーマーたるゆえんです。
見所は、02:38あたりのジャストガード連打。その難しさについては、ニコニコ大百科「レッツゴージャスティーン!」が詳しいですね。
小足見てから昇竜余裕でした
[nicodo]sm36736[/nicodo]「小足見てから昇竜余裕でした」は、「相手の小足(発生の短い攻撃技)を見てから、打撃無敵の技・昇竜拳を使えますよ」というウメハラの読み・反射神経のすさまじさをネタにした言葉です。
本当に小足を見てから昇竜拳を使っているかのように、きっちり決まるんですよねえ。
このネタに対し、ウメハラさん本人は「無理に決まってんじゃん」とあっさり否定しています。(お前らには)
ウメハラさんの対戦動画は、格闘ゲームに詳しくなくても熱くなれる面白さがあります。MAD抜きにして、そもそもめちゃくちゃ愛されてるんですよね。
[nicodo]sm11504064[/nicodo] [nicodo]sm27847146[/nicodo]著書の「勝ち続ける意志力」も、幼い頃からゲームをプレイし、一度挫折するもプロゲーマーとして舞い戻るまでの精神が描かれていて、おすすめです。
木村すらいむ(@kimu3_slime)でした。ではでは。
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