「疑似科学はどうして批判されるのか?」ネット上の反応から見えた3つの理由


どうも、木村(@kimu3_slime)です。 先日書いた「疑似科学を否定しようとする「科学的」な目線が息苦しい」という記事が、はてなブックマークで取り上げられました。 ブログ記事での反応もありました。(参考:今日のイケダハヤト(2016-10-13)(3) – MechaAG、「科学的でない」と云うこと – Chromeplated Rat) 僕が話したかったのは、疑似科学の是非ではなかったのですが、書き方が悪かったのだと反省します。 ともかく、せっかくコメントをたくさんいただいたので、「疑似科学はどうして批判されるのか?」を整理して理解したいと思います。     嘘をつくな。人を騙して商売をするな もっともわかりやすく、かつ数が多いのがこの理由です。 「疑似科学とされている商品は、科学的な効能がないにもかかわらず、それがあるかのように宣伝している。これは詐欺だ。」という主張。 不正な利益を上げるな。まあその通りですよね。当たり前です。   科学を不正に利用して、科学の信頼性を損ねるな 「実際は科学的ではないにもかかわらず、科学であるかのように宣伝している。これは科学の信頼を損ねている。」という主張。 科学者やエンジニアの人が主張する傾向がありました。 科学にフリーライドをするな。科学者の職業倫理として、許すわけにはいかない。科学の信頼を損ねないでほしい。その通りだと思います。   「お前大学は科学コミュニティ出身なのに、何言ってんだ」というコメントも見られました。疑似科学を批判し、科学への信頼を守ろうとする人が多い場所にいたからこそ、あの記事を書いたんですよね。 科学的な目線を持って販売を停止したところで、一般の消費者の科学リテラシーが上がるわけではないでしょう? 疑似科学を使った商品を売らないことではなく……


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高知県は「幸福度」ランキング最下位なのか? 


どうも、木村(@kimu3_slime)です。 最近、「最新通信簿!47都道府県「幸福度」ランキング 幸福度1位は福井県、もっとも不幸なのは?」という記事を読みました。 パラパラと中身を読んでいると、何やら僕が住んでいる高知県はもっとも不幸らしい。 画像引用:最新通信簿!47都道府県「幸福度」ランキング – 東洋経済オンライン   ここでの幸福度は、「健康」「文化」「仕事」「生活」「教育」の基本指標によって計測しています。2016年度版では、これらに合わせて65の細かい指標に分かれているようです。本「全47都道府県幸福度ランキング2016年版」を買わないと詳細がわからないのが残念ですね。こういうデータは、どのように数値化されたかによって、全く意味合いが違ってきますから。 そもそも……幸福や不幸をランキングにして、何の意味があるのだろう? とまず思いました。 「幸福」という概念は、一般的には主観的で相対的なものである。そのことを念頭に置きつつも、我々は地域に生きる人々の幸福を実現するための基本要素を踏み固めることで、自らの置かれている現状を客観的に捉え、地域づくりにつなげていくことが必要不可欠だと考えている。 このため、持続的・継続的に分析可能な枠組みとして、『日本でいちばんいい県都道府県別幸福度ランキング(以下、「2013年版」)』および『全47都道府県幸福度ランキング2014年版(以下、「2014年版」)』(いずれも東洋経済新報社)を出版した。 (中略) 高知県、沖縄県、青森県がそれぞれ47位、46位、45位となっているが、いずれの県でも仕事分野と生活分野で苦戦している様子が分かる。しかしながら、個別指標を見れば強みがあり、例えば、沖縄県であれば「人口増加率」や「外国人宿泊者数」が1位と、他県がうらやむような結果も出ている。このことから、それぞれの地……


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疑似科学を否定しようとする「科学的」な目線が息苦しい


どうも、木村(@kimu3_slime)です。 「水素水」って聞いたことありますか?(あやしいアフィリエイトの書き出しみたいだ……) 一時期話題になっていましたが、「効果が科学的ではない、疑似科学だ」ということで販売しないところが増えてきました。 参考:カルト的人気の水素水、東京工業大学の生協にまで蔓延 –  市況かぶ全力2階建 僕はこういう話題を聞くと逆に面白くなってくるので、あえて飲んでいます。水ですね。 水素水というものを見かけたので、買ってしまった。「水素が含まれているから、体が良い」という主張を具体的にはしないようにしつつ、それっぽい雰囲気を出している。水は体に良い。 — 木村すらいむ (@kimu3_slime) July 2, 2016   メロディアン 水素水のチカラ パウチ 300ml×20個入 posted with amazlet at 16.09.16 メロディアン Amazon.co.jpで詳細を見る     で、僕が話したいのは、「水素水はいいぞ」「水素水は科学的ではない」という話ではありません。科学的に根拠が乏しいことは、以下の記事や動画を見ればなんとなく伝わってきます。 参考:活性水素水・(電解還元水)  – 疑似科学とされるものの科学性評定サイト   なぜ、水素水を「非科学的だ」と訴える声が多いのでしょうか? 理工系の人・科学を信じている人って、非科学的なものを非科学的であるという理由だけで淘汰しようとすることが多い。けど、なぜ「ウケるw」と笑うのではなく、否定する必要があるのだろうか。その淘汰自体からは、宗教としての科学の側面が見えてくる。 擬似科学を信じている人に、いくらそれは「科学的ではない」と論破したところで、何の意味もない。疑似科学を使った商品の販売を止め……


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Google検索の結果には、信頼性のみが必要とされているか?


どうも、木村(@kimu3_slime)です。 「医療情報に関わるメディアは「覚悟」を – 問われる検索結果の信頼性」というYahoo!個人の記事を読みました。 例えば「胃がん」というキーワードで、あまり信頼できない情報がGoogle検索の上位に表示されてしまうことを取り上げ、発信者は覚悟を持って欲しいという問題提起の話です。   検索結果は、誰もが最初にアクセスする情報になってきている この記事の問題って難しいですが、公共的に大切なことだと思い取り上げました。 Googleは、情報を入手するためになくてはならないものになってきています。もはやインフラですよね。公共放送や図書館にあたる前に、Googleに結果をたずねる人は多いでしょう。 行政が提供する公共的な情報発信よりも、公共性があるかもしれない。だとしたら、医療について信頼できる情報がGoogle検索で上位に表示されることは、人々の健康につながるでしょう。     Googleは結果の信頼性を評価するか? 記事ではメディア側に「覚悟」を持ちましょうと言っていますが、僕はよほど悪質なものでなければ難しいのではないかと思います。 今回のように注目が集まれば、運営企業は対策を取らなければならないかもしれませんが、別の分野で同様の問題は発生するでしょう。   そして、Googleが信頼できない記事を下位に表示させれば済むかというと、そんな話ではありません。 結局、上位表示されるキュレーションメディアは、信頼性こそ少ないものの、情報量・読みやすさの点ですぐれているのです。覚悟を問うのではなく、(医療情報に関する)信頼できて、かつ読みやすいメディアを作るという解決法があります。これがものすごく難しいから、すぐには解決しないのでしょうが。 しかし、前述のサイトのようにメディアとして……


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成績が良いかどうかではなく、学びたいかどうかで文理選択・学部選択するには? 


どうも、木村(@kimu3_slime)です。 高校2年生の時に、「大学進学をする人は、文系か理系か選び、紙に書いて提出してください」と言われたことがありました。どちらか選ばなきゃいけないのか……? そもそも大学にどんな学問があって、どう分けられていたのか、イマイチわかっていないのに選ばなければならなかった。そうなると、学びたいことではなく、成績で進学する学部を決めてしまう人もいるのではないでしょうか。数学が苦手だから文系を選ぶ、といったように。 これを避けるためには、理系・文系という区分を離れた学問の3分類、自然科学、社会科学、人文学を知っておくことが役に立つでしょう。   理系・文系という分け方は日本に固有のもの 僕にとってすでに当たり前になっていますが、イマイチ一般に普及していない認識として、文系・理系の区分は本質的ではないということがあります。 西洋では、自然科学(natural sciences)、社会科学(social sciences)、人文学(humanities)という分け方が一般的です(もちろん、他に分け方はいくらでもあります)。 後発国として、手っ取り早い産業化と近代国家づくりが求められた日本では、西洋諸国からの技術移転を担う人材と、同じく制度移転を担う人材とを速やかに育成することが高等教育の第一目標に据えられた。 そのため、高等教育は大きく「文科系」と「理科系」とに分けられ、文科系の中心は伝統的に法学部が担うことになった。 制度づくりが「文科系」に握られたので「理科系」は冷や飯食い、というフォークロアが生まれる素地もここにある。 こうしたシステムが一応できあがったところに輸入されはじめた「社会科学」のほとんど、心理学も人類学も言語学も社会学も—-ヒューマニティーズを思わせる「人文科学」として文学部におさめられたのである。当然、「……


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